愛車スーパーカブ90とのバイクライフを綴る、若林浩志さんによる人気連載〈スーパー・カブカブ・ダイアリーズ〉。今回はボアアップを試みたお話です。その際合わせて必要となるのがナンバーと保険の各種登録変更。実体験のレポートをご覧ください!

市役所・区役所もしくは、町村役場でナンバーを頂くぞ。

さて、今回の本題。ピンクナンバーを頂戴しに参ります。以下の3点セットを持って市役所に向かうのだ。

【ピンクナンバーをゲットするのに必要なもの】 
・標識交付証明書
・黄色ナンバー
・印鑑

総合窓口で聞いたら、担当窓口は税務課でした。原付課とかはないのね。
確定申告の時期だと忙しくて、時間かかりそう。

用件聞かれるので、「黄色ナンバーなんだけど、ピンクにしたいです!」と宣言。
で、ここからが地域によって対応が違うらしいんですよね。改造申請証明書を記入して提出するとことか、ネット情報ですがそもそも受け付けてくれないなんて話も。

画像: 参考までに愛知県豊橋市役所の改造申請書。

参考までに愛知県豊橋市役所の改造申請書。

自分の場合はこんな感じ。

お役人さん「では、改造を証明するものはありますか?」
若林「ないです!」
お役人さん「…。自分で、それとも業者さんで?」
若林「豊橋のカビィさんです!」

お役人さん「では、この紙とこの紙に住所と名前と印鑑を。作業は業者さんですよね?」
若林「はい! 豊橋のカビィさんです!」
お役人さん「では、余白にその旨を記入してください」
若林「豊橋のカビィさんに依頼して、105ccになりました、っと。書けました!」
お役人さん「ではお待ちください」

-5分後-

お役人さん「ではこのナンバーを」
若林「ありがとうございます! 黄色ナンバーを記念にもってっていいですか!?」
お役人さん「だめです」
若林「では記念撮影だけでも」

画像: さらば黄色ナンバー。正直、ピンクより黄色のが好きだったよ。

さらば黄色ナンバー。正直、ピンクより黄色のが好きだったよ。

自賠責保険の変更手続きは郵送で。

無事にナンバーが手に入ったら、お次は自賠責。今ある自賠責の登録を新しいナンバーに対応させる手続きをするのです。

カブの自賠責をみたら東京海上日動火災保険株式会社とあるので、カスタマーセンターに電話。新型コロナの影響でつながりにくい。みなさんご苦労様です。

で、聞いてみたら、普段は窓口でも対応してくれるそうですが、新型コロナの影響で郵送推奨とのこと。証明書番号やら住所氏名やらを電話で伝えたら、必要書類を郵送してくれるそうな。つうて、保険会社窓口(代理店はNGぽい)なので、そんなに店舗数もないし、郵送のが楽で良いね。電話はつながらんけど。

手続きには2~3週間かかるみたいですが、別にその間も保険が失効するわけじゃないので問題なし。

ちなみに、自賠責加入時に必要なのは車体番号。で、この場合はナンバーが変わらないので、契約時にナンバーを記入してなければそのままでもオッケーらしい。余談でした。

ナンバーに直接自賠責貼ってる場合は、手続きの際に自賠責シールの再発行も頼んでおくと良いかも。剥がすの失敗したらえらいこっちゃです。

自賠責の取り扱い会社はめっちゃたくさんありますが、大手3社をピックアップ。このほか、準大手や共済系やら色々あるっぽい。

東京海上日動火災保険株式会社

三井住友海上火災保険株式会社

損害保険ジャパン日本興亜株式会社

〈任意保険〉ファミリーバイク特約は特に連絡必要なかった。

で、次は任意保険。カブの任意保険は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社のファミリーバイク特約に入ってるので、担当さんに電話。つか、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社って長くない? 20年来の付き合いだけど、気づくとどんどん長くなってる。

で、いつも年末によくわからん占い送ってくれる担当さん。聞いてみたら特にナンバー変更の報告は必要ないみたい。でも、保険会社によるかもだし、万が一があったら大変なので、念のため一報入れとくと良いかと思います。

そうそう、保険といえば伊藤フミヒトさん。保険の気になる話題は、こちらが専門。要チェック。

おニューなナンバーを装着するぜ。

さてあとは車体につけるだけ。自賠責は自作した自賠責ホルダーにつけているので、ナンバーだけ交換すれば良いのです。と、いうか原付のナンバーって自賠責貼るスペースが足りなくない?

で、自賠責ホルダー使う場合は悪用防止のために、盗難防止ボルト使っといた方が良い気がする。色々調べたけど、愛用してるのはハリケーンの盗難防止ボルトセット。これは良いものですよ。

トルクス仕様の製品も多いけど、今どきはビットセットとかにトルクスも入ってたりするのよね。
ハリケーンのは、通常の六角棒レンチとボタンキャップボルトとは一味違う感じ。昔からあるメーカーだけど、なにげにメイドイン東大阪にこだわってたりと、好きなメーカーなのです。

画像: おニューなナンバーを装着するぜ。

完成。今日から俺は、原付二種・甲の人になる───。

写真・文:若林浩志

若林浩志/プロフィール

愛知の地方カメラマン。1973年生まれ。撮影は、バイクと料理とブツ撮りが好き。
所有バイクは、ホンダ・スーパーカブ90とヤマハ・TDR250。平成終盤にキャンプに目覚め、ネットで用品を買いまくる毎日。
趣味はamazonレビュワーランキング上げ。最近はメルカリにハマっています。

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【S.C.D.】一分でわかる新城ツーリング

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