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KAWASAKI Ninja ZX-25R
総排気量:249㏄ エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 変速機形式:6速リターン ブレーキ形式 前・後:シングルディスク・シングルディスク タイヤサイズ 前・後:110/70R17・150/60R17
Ninja ZXシリーズ共通のイメージにまとめられたフロントフェイスデザイン。スクリーン下にセンターラムエアダクトがあり、エアボックスに新気を導入する。
Ninja250と同等、トップブリッジに肉抜きホールを設けて剛性をコントロール。メーターもほぼ共通デザインだが、タコメーターはフルスケール2万回転だ。
純正で採用されるショーワ製SFF-BP倒立フォークは片側ずつにプリロード、減衰力調整機能が分かれている。ABSは標準装備、タイヤはダンロップ製ラジアルだ。
左スイッチはZ900と同タイプ。モードセレクトボタンが設置され、電子制御メニューを選択できる。ハンドルは高い位置に、ややタレ角をつけてセパハンをセット。
リアサスはレイダウンしてマウントされる、ZX-10R譲りのホリゾンタルバックリンク方式を採用。サスペンション本体はプリロード調整機構付きなのがわかる。
4本のエキパイが集合してキャタライザーに連結され、消音機能のサブチャンバーへとつながるレイアウトのショートマフラー。マスの集中化も図られている。
マフラーを避けてレイアウトされる左右非対称形状のスイングアーム。車体全体のうち、ピボットより後方のパートを占める割合が多いロングアーム設計だ。
ロングアーム構造がよくわかる。ドリブンスプロケットは50丁、Ninja250の40丁に比べてかなりローギアードになっているのかもしれない。タイヤはGPR300。
前半形状を絞り込んだセパレートシート。足が降ろしやすく、足つき性のよさを目指している。キーでタンデムシートを開けるとあらわれるワイヤーを引くと。前シートも脱着できる。
新設計の4気筒エンジンは一般向けにも単体で公開された。かなり前後長が短い印象。写真の逆サイドにカムチェーンを寄せた「サイドカムチェーン式」でヘッドの高さがバルブ挟み角の狭さを表わす。
黒いキャップはコイル内蔵のプラグキャップ、ダイレクトイグニッション。右サイドにカムチェーンを寄せるのは、84年デビューのGPZ900RNinja以来、カワサキの伝統。
シリンダーピッチを詰め、エンジン幅をスリムに仕上げた新設計4気筒エンジン。連結されるエキパイは排気ポート下ですべてが連結され、サブチャンバーにつながる。
まとめ:オートバイ編集部/写真:鶴身 健
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