伝説の「2WAYタンクバッグ」が再販開始! 2社のこだわりが詰まった珠玉の逸品を紹介します!

さかのぼることおよそ3年前。2017年の夏にこのタンクバッグは生まれました。

デザインを担当したのは、おしゃれライダーなら誰もが知るであろうマックスフリッツ。製造を請け負ったのは、ツーリングライダーにはおなじみのタナックス。

2社の協力により実現した夢のプロジェクトともいえるものでした。

画像: マックスフリッツ 【MFA-2313】2Wayタンクバッグ

マックスフリッツ 【MFA-2313】2Wayタンクバッグ

当時、普段使いできるタンクバッグというものは、まだほとんどなく画期的だったのを覚えています。数量限定での販売となった初回ロットは、ものすごい勢いで売れていったとのこと。

完売後に「欲しかったけど間に合わなかった」という方の声も多く、マックスフリッツは再販を決定。今年、復刻を果たしました!

最大の特徴は、やはり見た目でしょう。一般的なタンクバッグが化繊を使う中、マックスフリッツの佐藤社長は天然素材にこだわりました。本革と帆布の組み合わせにより、高級感をかもしています。

画像: ショルダーベルトは取付位置を変えることで右掛けにも左掛けにもなります。

ショルダーベルトは取付位置を変えることで右掛けにも左掛けにもなります。

ショルダーバッグとしてタウンユースしてもかっこいい仕上がりに。燃料タンクに装着しないという人にも売れたのだとか。

機能面では、老舗バッグブラッド「モトフィズ」を展開するタナックスが徹底的にアシスト。コンパクトなバッグに見えて、こだわりが詰まっています。

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気室は2層構造。メインスペースの容量は3.5L。メガネや500mlペットボトル、タオルなど携行品を入れるのにぴったり。コンパクトなレインスーツやウインドブレーカーなどの薄手の衣類も入ります。

もうひとつのスペースは、タンクバッグには欠かせないクリアパネルを配したマップスペース。ツーリングマップル(A5判)がちょうどよく入るサイズに設計されています。

画像: MOTOFIZZのタブがさりげなく内側に備わっています。

MOTOFIZZのタブがさりげなく内側に備わっています。

いまでは地図を持たない人も多いでしょう。スマホやタブレットを入れるのにも役立ちます。また、折り返した部分にはメッシュのポケットを配備。これがけっこう便利で、たとえば小銭を入れたりETCカードを入れたりするのに使えます。

さらにサイドポケットを両側に配備。小銭入れやティッシュ、スマホ、喫煙する人ならタバコや携帯灰皿を入れるのにもちょうどいいサイズです。

画像: サイドポケットにはティッシュなど小物を入れておくのに便利。

サイドポケットにはティッシュなど小物を入れておくのに便利。

今回の写真は、3年前から使っている西野の私物になります。黒い帆布の部分が多少日に焼けていますが、それも天然素材ならではの楽しみ。経年変化により愛着も増してきます。

このバッグひとつでプラッと日帰りツーリングに出かけるのもいいですし、泊まりがけの旅では携行品を入れるバッグとして重宝しています。

画像2: 伝説の「2WAYタンクバッグ」が再販開始! 2社のこだわりが詰まった珠玉の逸品を紹介します!
画像: クローブを一時的に留めておくのもラク。

クローブを一時的に留めておくのもラク。

この容量だと中身をぱんぱんにしても大した重さにはなりませんが、やはり燃料タンクにくっつけられるというのはありがたい。

タンクに装着する際、ショルダーベルトは、脱落防止ベルトに早変わり。このあたりの設計も2社が煮詰めてテストを重ね、試行錯誤された結果生まれたもの。

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装着はマグネット式を採用。そのためスチール製の燃料タンクにしか装着することはできません。ただ、このバッグのデザインからして、ネイキッドやトラディショナル系、クルーザー系のバイクオーナーへ向けたもの。国産車ならSR400やW800、Z900RS、CB1100、レブル250/500などにぴったりです。

画像: 裏側。強力マグネットを4カ所に装備。燃料タンクの形状に合わせ、マグネットの位置は調整が可能。

裏側。強力マグネットを4カ所に装備。燃料タンクの形状に合わせ、マグネットの位置は調整が可能。

カラーはご覧の1色。価格は税別17,000円。販売箇所は全国のマックスフリッツ各店です。

今回も数量限定生産で、完売したら次はあるのかないのか、あるとしてもいつになるのかは分からない、とのこと。気になった方は早めに決断するのがおすすめですよ。

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文・写真:西野鉄兵

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