今年の4月に発売となったフルカウル版の「SF」に続いて、ネイキッド版も登場したスズキの油冷250ccスポーツ、ジクサー。スタイリッシュなフォルムにコンパクトな油冷ユニットを組み合わせ、軽快なフットワークを楽しませてくれるネイキッドスポーツだ。早速その魅力を試乗チェックしていこう。

スズキ「ジクサー250」カラーバリエーション

マットプラチナシルバーメタリックNo.2 / マットブラックメタリックNo.2 (BV2)

マットブラックメタリックNo.2 (YKV)

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  • 画像5: スズキ「ジクサー250」扱いやすくてコスパも高い! 爽快な新型ネイキッドスポーツバイク【試乗インプレ・車両解説】(2020年)
    マットプラチナシルバーメタリックNo.2 / マットブラックメタリックNo.2 (BV2)
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    マットブラックメタリックNo.2 (YKV)
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    マットプラチナシルバーメタリックNo.2 / マットブラックメタリックNo.2 (BV2)
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    マットブラックメタリックNo.2 (YKV)
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スズキ「ジクサー250」ライディングポジション・足つき性

シート高:800mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: スズキ「ジクサー250」ライディングポジション・足つき性

800mmというシート高は車格の割に高めだが、前下がりの座面形状で足着き性を確保。上体はごく軽い前傾で、膝の曲がりの緩さと併せて長時間走行も快適。タンデムシート部が高く、乗り降りしにくいのが唯一気になった。

スズキ「ジクサー250」タンデム(2人乗り)チェック

パッセンジャー:木川田ステラ(身長163cm)

画像: スズキ「ジクサー250」タンデム(2人乗り)チェック

タンデムシートは小さめですが、ライダーとの距離感はちょうどよく、ライダーの腰に膝をフィットさせ、しっかりニーグリップできます。グラブバーの大きさが絶妙で、自由度が高くて握りやすいので、体のホールドがしっかりでき、安心してタンデムを楽しめます。

軽やかな走りはタンデムシートでも感じるほどで、エンジンのパルスが心地よいですし、一段高いタンデムシートで広い視界の中、気持ちよく楽しめました。

スズキ「ジクサー250」女性ライダー インプレ(木川田ステラ)

画像: スズキ「ジクサー250」女性ライダー インプレ(木川田ステラ)

油冷エンジンのレスポンスがよく、どこまでも軽やかに吹け上がるので、すがすがしいくらいに気持ちの良い走りを楽しめました。サスはやや硬めのスポーティな印象で、ジクサーのキャラに合っていると思います。

独特な形状のシュラウドのおかげで、太腿全体に力を入れてニーグリップすることができ、かなりしっかりとした安定感で軽やかな走りを存分に堪能することができました。

スズキ「ジクサー250」各部装備・ディテール解説

画像: 発熱の高いヘッド周りを重点的に冷却することで冷却システム自体を簡略化、エンジンの小型化に大きく貢献している。

発熱の高いヘッド周りを重点的に冷却することで冷却システム自体を簡略化、エンジンの小型化に大きく貢献している。

画像: 盾型ケースのヘッドライトは、内部構造を3段構成としたユニークなLED式。ウインカーはクリアレンズ採用の電球タイプ。

盾型ケースのヘッドライトは、内部構造を3段構成としたユニークなLED式。ウインカーはクリアレンズ採用の電球タイプ。

画像: ブレーキ径は300mm。キャリパーはブレンボグループのBYBRE製。国内仕様にはダンロップのラジアルタイヤが標準となる。

ブレーキ径は300mm。キャリパーはブレンボグループのBYBRE製。国内仕様にはダンロップのラジアルタイヤが標準となる。

画像: デュアルパイプを使用した2本出しデザインのサイレンサーが印象的。リアフェンダーはスイングアームマウントだ。

デュアルパイプを使用した2本出しデザインのサイレンサーが印象的。リアフェンダーはスイングアームマウントだ。

画像: V字型デザインがユニークなLEDテールランプは2段構成で、ポジションランプには面発光式のLEDを採用している。

V字型デザインがユニークなLEDテールランプは2段構成で、ポジションランプには面発光式のLEDを採用している。

画像: リアセクションは基本的にSFと共通なので、セパレートシートも同じものが採用される。グラブバーは左右分割式。

リアセクションは基本的にSFと共通なので、セパレートシートも同じものが採用される。グラブバーは左右分割式。

画像: バーグラフ式タコメーターのデジタルメーターはSFと同じユニット。表示メニューが多彩ながら、非常に薄くコンパクトなのも特徴だ。

バーグラフ式タコメーターのデジタルメーターはSFと同じユニット。表示メニューが多彩ながら、非常に薄くコンパクトなのも特徴だ。

文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:柴田直行

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