Ninja ZX-25Rの最大のライバルと目されるCBR250RRが緊急アップデート! エンジンを改良して2気筒最強の41PSにパワーアップ、スリッパークラッチの追加やクイックシフターの設定まで可能にして、カワサキNinja ZX-25Rを迎撃する体制を整えてきた。しかも価格は据え置き! 早速実車を撮りおろしながら、気になるその中身を見ていこう。
新型CBR250RRの概要
2気筒マシン最高峰のパワースペックに進化
大胆な面構成の近未来的なフォルムに、現行2気筒・250ccエンジン車としては最強の38PSユニット。倒立フォークやスロットル・バイ・ワイヤ、ライディングモードの採用と、装備、パフォーマンスで他車と一線を画した本格スーパースポーツモデルがホンダCBR250RR。
250ccクラスの中でも「特別な1台」として強い存在感を放ってきたRRがさらなるアップデートで電撃進化した。
新型CBR250RRのスタイリングは基本的に従来型から継承。外観では今回から全車ゴールド仕上げのホイールを採用しているのが特徴だが、注目すべきはパワースペック。なんと! 38PSだった最高出力は、エンジンパーツの徹底した見直しで41PSにパワーアップ。
合わせて新装備も追加されているという。新たにカワサキから登場したNinja ZX‐25Rを迎撃するべく、新型RRはその牙を入念に研いでいるのだ。