2020年6月26日に発売されたホンダ「CT125・ハンターカブ」。そのルーツとはどういったものだったのだろうか。新型ハンターカブへとつながる「CT」や「ハンターカブ」の系譜を振り返る。
1963年 ホンダ「HUNTER CUB C105H」
ハンターカブのルーツ。スーパーカブ55をベースにアップマフラーを装備、悪路走破用のブロックタイヤ、登坂力を増すための大径ドリブンスプロケットも採用した、アメリカ向けのトレールモデル。
1964年 ホンダ「TRAIL90 CT200」
アメリカ市場をにらんだトレールモデル。大型のハンドルやリアキャリアを装備し、ハンター向けに実用性を高めているのが特徴。こちらも登坂用の大径スプロケットを標準装備。CTは「カブトレール」の略称。
1968年 ホンダ「CT50」
1968年8月に発売されたユニークスタイリングのなモデル。アップマフラーと副変速機「スーパートルク」を採用し、山間部や大量積載時などでの優れた走破性、登坂能力を誇った。当時の価格は6万5000円だった。
1981年 ホンダ「CT110」
高機能が自慢のトレッキングバイク。エンジンをダメージから守るスキッドガードや、リアキャリアに吸気口を設けたエアクリーナーなどを採用した、新型CT125の直接のルーツと言えるモデル。当時の価格は15万9000円。
まとめ:オートバイ編集部