残暑厳しい8月下旬、思い立ったが吉日、キャンプツーリングへ。webオートバイ編集部西野が乗るのはホンダ・レブル250。月刊オートバイ編集部中村先輩はCB250R。250ccでも、荷物が積みにくくても、キャンプはできる。涼を求めて、高原へ!

涼しい高原、星空キャンプ

さて、キャンプ場へ。

今回向かったのは、五光牧場オートキャンプ場。

画像1: 涼しい高原、星空キャンプ

広い! 涼しい! 気持ちいい!!

綺麗に短く刈られた芝。ここバイクを乗り入れていいのでしょうか? いいんです! 撮影用に乗り入れ許可をいただいたわけではなく、普段からバイクもクルマも乗り入れOK。

芝を荒らさないように移動時に優しく走っただけだけど、何と言うんでしょうかこの背徳感まじりの高揚感は。気持ちええええ。

画像2: 涼しい高原、星空キャンプ

しかもこの、ひろーい芝生のサイト、写真で見えている部分はほんの一部。これが何面もあって、さらに林間のサイトもある。

20組くらいのキャンパーさんを見かけたけど、みんなそれぞれ貸し切り感覚でくつろいでいた。

画像: キャンプ場内の道は未舗装路。それだけは注意が必要。場所によってスーパースポーツにフル積載だとキツそうな場所も。レブルはシートが低いから、底がすりそうな場所は足をついてペタペタ移動した。

キャンプ場内の道は未舗装路。それだけは注意が必要。場所によってスーパースポーツにフル積載だとキツそうな場所も。レブルはシートが低いから、底がすりそうな場所は足をついてペタペタ移動した。

虫の音しか聞こえない。日が暮れかけてきたので、夕餉の支度に入る。

これだ!

「ホンダ社食のカレーうどん」!

画像3: 涼しい高原、星空キャンプ

ホンダの社員食堂で、金曜限定のメニューとして有名なカレーうどん。それを家庭でも味わえるようにと販売されているレトルトパウチ。

しかも各地の味が堪能できる。

今回はバイク製造の本拠地「熊本製作所」と、黒くて美味しそうだった「鈴鹿製作所」を贅沢にもブレンド。

画像: 中村先輩のお気に入りキャンプ道具は、この巨大なフライパン。完全に自宅やお店で使うサイズ・仕様なんだけれど「とってが外せるんだぜ!」と得意げ。にしても、デカい。

中村先輩のお気に入りキャンプ道具は、この巨大なフライパン。完全に自宅やお店で使うサイズ・仕様なんだけれど「とってが外せるんだぜ!」と得意げ。にしても、デカい。

よし、いただきまーす! と思ったら「ちょいと待ちな」の声がかかる。

中村先輩が水を足し、さらに鍋キューブを足して、味を調える。仕上げにチーズをたっぷり乗せて、完成!

画像4: 涼しい高原、星空キャンプ

美味すぎました。

勝手に「この人料理なんてできなさそう……」と思っていて、すいません。中村先輩、おみそれしました。

画像5: 涼しい高原、星空キャンプ

その後、信州ジンギスカンを焼いたり、焚き火をおこしたりしていると、すっかり暗くなった。気温がぐんぐん下がるのが肌で分かる。

下界はまだまだ熱帯夜。高原の夜は20度を下回る。半年ぶりくらいに感じる寒さが嬉しい。

画像6: 涼しい高原、星空キャンプ

空に星が瞬きだす。

「キャンプはいいな」「キャンプはいいですねえ」

何の事件も起きず、派手さもないただただ普通のゆるいキャンプ。バイクで走って食って寝る。

それだけで、充分すぎるほど幸せだ。

文:西野鉄兵/写真:森 浩輔、西野鉄兵

This article is a sponsored article by
''.