2013年に先代モデルが登場してから実に7年。後継モデルが待ち望まれていたホンダ自慢のミドルSS・CBR600RRが大きくリニューアルされて帰ってきた! 最新テクノロジーでアップデートされた新型は、パフォーマンスの向上だけでなく、電子制御技術もバッチリ装備、大きくその走りを進化させての登場だ!

▶▶▶【動画】伊藤真一さんの「CBR600RR」ファーストインプレッション

ホンダ新型「CBR600RR」メカニズム解説

画像: 効果的にダウンフォースを生むウイングレットを装備。コーナー進入時や旋回時の安定性、フロントタイヤの荷重を高めている。

効果的にダウンフォースを生むウイングレットを装備。コーナー進入時や旋回時の安定性、フロントタイヤの荷重を高めている。

画像: ウイングの配置、形状、角度を吟味しつつ、翼端板の形状も工夫して渦の発生を抑え、スムーズな空気の流れを生み出している。

ウイングの配置、形状、角度を吟味しつつ、翼端板の形状も工夫して渦の発生を抑え、スムーズな空気の流れを生み出している。

画像: タイヤハウスに導入する空気の流速や圧力の配分、アウトレットの排風効率向上を図り、ラジエターの冷却効率も大きく高められた。

タイヤハウスに導入する空気の流速や圧力の配分、アウトレットの排風効率向上を図り、ラジエターの冷却効率も大きく高められた。

画像: ブレーキは310㎜ディスクにトキコ製ラジアルマウントキャリパーの組み合わせ。ホイールは荷重分布を均一化するデザイン。

ブレーキは310㎜ディスクにトキコ製ラジアルマウントキャリパーの組み合わせ。ホイールは荷重分布を均一化するデザイン。

画像: フロントの倒立フォークはショーワ製のBPFで、従来型から継続採用。今回アウターチューブを延長してセッティング幅を広げた。

フロントの倒立フォークはショーワ製のBPFで、従来型から継続採用。今回アウターチューブを延長してセッティング幅を広げた。

画像: リアサスペンションは、外乱をフレームに伝えにくい構造のユニットプロリンクを継承。撮影車の装着タイヤはダンロップ。

リアサスペンションは、外乱をフレームに伝えにくい構造のユニットプロリンクを継承。撮影車の装着タイヤはダンロップ。

画像: 動弁系パーツの見直し、クランクの材質変更、吸入ポート変更など、エンジンの改良は多岐にわたり、121PSの最強パワーを達成。

動弁系パーツの見直し、クランクの材質変更、吸入ポート変更など、エンジンの改良は多岐にわたり、121PSの最強パワーを達成。

画像: 各部のパイプサイズを見直し、キャタライザーも大型化して、高回転・高出力化と環境性能の向上を両立。単体重量も抑えた。

各部のパイプサイズを見直し、キャタライザーも大型化して、高回転・高出力化と環境性能の向上を両立。単体重量も抑えた。

画像: スロットルのボア径をφ40㎜からφ44㎜に拡大。図のように吸気経路も最適化することでリニアなレスポンスも実現する。

スロットルのボア径をφ40㎜からφ44㎜に拡大。図のように吸気経路も最適化することでリニアなレスポンスも実現する。

画像: パワーモードは全部で5段階。過渡特性は異なるが1と2はフルパワーで、3以降は徐々に出力も絞った設定としている。

パワーモードは全部で5段階。過渡特性は異なるが1と2はフルパワーで、3以降は徐々に出力も絞った設定としている。

画像: 走行ペースに合わせた3つのモードに加え、好みのセッティングを記憶できる2モードを用意。

走行ペースに合わせた3つのモードに加え、好みのセッティングを記憶できる2モードを用意。

画像: センターラムエアシステムの採用は高回転域でのパワーの伸びと、胸のすくようなフィーリングに大きく貢献している。

センターラムエアシステムの採用は高回転域でのパワーの伸びと、胸のすくようなフィーリングに大きく貢献している。

画像: いまやスポーツモデルには必須アイテムとなったクイックシフター。アップ/ダウン対応のものをオプション設定している。

いまやスポーツモデルには必須アイテムとなったクイックシフター。アップ/ダウン対応のものをオプション設定している。

画像: 4個のパーツを組み合わせたアルミダイキャストフレームは、エンジンを重心に近い位置にマウントするレイアウトを採用。

4個のパーツを組み合わせたアルミダイキャストフレームは、エンジンを重心に近い位置にマウントするレイアウトを採用。

画像: スイングアームは内部構造を最適化するとともに各部の板厚を見直すことで、単体で150gの軽量化も果たした。

スイングアームは内部構造を最適化するとともに各部の板厚を見直すことで、単体で150gの軽量化も果たした。

ホンダ新型「CBR600RR」足つき性・ライディングポジション

CBR600RRのシート高:820mm 
ライダーの身長:164cm

画像: ホンダ新型「CBR600RR」足つき性・ライディングポジション

タンクシェルター上面を10mm下げることでライダーのヘルメット位置を下げ、前面投影面積を低減。空力特性を向上している。

ホンダ新型「CBR600RR」主なスペックと価格

全長×全幅×全高2030×685×1140mm
ホイールベース1375mm
最低地上高125mm
シート高820mm
車両重量194kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量599cc
ボア×ストローク67.0×42.5mm
圧縮比12.2
最高出力89kW(121PS)/14000rpm
最大トルク64N・m(6.5kgf・m)/11500rpm
燃料タンク容量18L
変速機形式6速リターン
キャスター角24゜06'
トレール量100mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格160万6000円(消費税10%込)

文:オートバイ編集部/写真:赤松 孝/モデル:梅本まどか

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