月刊『オートバイ』の恒例企画、その年の人気ナンバーワンバイクを読者投票で決める「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」は、2020年で42回目を迎えました。今回はその中から原付一種「50ccクラス」でトップ10に輝いたバイクを紹介します!

諸元の並び順
 
●エンジン形式 ●排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●シート高 ●車両重量 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後

第10位

ホンダ スーパーカブ50プロ

メーカー希望小売価格(税込):25万8500円

画像: ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●49㏄●3.7PS/7500rpm●0.39㎏-m/5500rpm●740㎜●108㎏●4.3L●70/100-14・80/100-14

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●49㏄●3.7PS/7500rpm●0.39㎏-m/5500rpm●740㎜●108㎏●4.3L●70/100-14・80/100-14

配達バイクの絶対的王者は前後14インチのタイヤを採用

スーパーカブ50をベースにした配達仕様がプロ。路地での取り回しに配慮した小径14インチホイールや大型のフロントバスケットを備えるのが特徴だ。カブシリーズの人気からか、今年になって10位にランクインを果たした。

第9位

ホンダ ジャイロ キャノピー

メーカー希望小売価格(税込):57万900円

画像: ●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●49㏄●4.6PS/7500rpm●0.45㎏-m/7000rpm●700㎜●139㎏●5.9L●100/100-12・130/70-8

●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●49㏄●4.6PS/7500rpm●0.45㎏-m/7000rpm●700㎜●139㎏●5.9L●100/100-12・130/70-8

コロナ禍でますます存在が重要となる宅配の要

食 品の宅配に必須とも言えるジャイロキャノピーは、リア2輪の安定性とルーフによる全天候型の特徴を備えたホンダ独自のモデル。ランキングは昨年の7位から9位へダウンしたが、現在の社会情勢から浮上することもありそう。

第8位

ホンダ ダンク

メーカー希望小売価格(税込):21万8900円(マットカラーは22万4400円)

●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●49㏄●4.5PS/8000rpm●0.42㎏-m/6000rpm●730㎜●81㎏●4.5L●90/90-10・90/90-10

スクーターに新たなスタイルを提案

個性的なスタイルのダンクは、シンプルな面構成のデザインが特徴だ。燃費性能に優れるeSPエンジンや充電ソケットも装備し、より便利にスタイリッシュに街を駆け抜けることができる。順位は昨年の6位から8位にダウン。

第7位

ホンダ ジョルノ

メーカー希望小売価格(税込):19万8000円(くまモンバージョンは20万6800円)

画像: ●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●49㏄●4.5PS/8000rpm●0.42㎏-m/6000rpm●720㎜●81㎏●4.5L●80/100-10・80/100-10

●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●49㏄●4.5PS/8000rpm●0.42㎏-m/6000rpm●720㎜●81㎏●4.5L●80/100-10・80/100-10

丸みのある親しみやすいデザインが女性に人気のジョルノ。充電に便利なソケットや時計も表示するメーター、アイドリングストップを採用するなど必要な装備はフルに投入されている。順位は昨年の5位から7位にダウン。

第6位

ヤマハ ジョグ/ジョグ デラックス

メーカー希望小売価格(税込):17万500円/18万3700円

画像: ●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●49㏄●4.5PS/8000rpm●0.42㎏-m/6000rpm●705(DXは720)㎜●78(DXは79)㎏●4.8L ●80/100-10・80/100-10

●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●49㏄●4.5PS/8000rpm●0.42㎏-m/6000rpm●705(DXは720)㎜●78(DXは79)㎏●4.8L ●80/100-10・80/100-10

元祖スポーティスクーター

ヤマハのスタンダードモデルであるジョグは、現在に至る原付スクーターの形を生み出した先駆者で、フロントタイヤを覆うスポーティなスタイルが特徴。2018年からホンダ生産となりベースがタクトとなったが、現行モデルにもジョグらしいスタイルは受け継がれている。ランキングは昨年の10位から6位にアップした。

第5位

スズキ アドレスV50

メーカー希望小売価格(税込):17万8200円

画像: ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●49㏄●3.7PS/8500rpm●0.35㎏-m/7000rpm●710㎜●74㎏●4.8L●80/90-10・80/90-10

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●49㏄●3.7PS/8500rpm●0.35㎏-m/7000rpm●710㎜●74㎏●4.8L●80/90-10・80/90-10

伝統のブランド「アドレス V」の50ccモデル

50㏄スクーターとしての必要十分な性能と装備が嬉しいアドレスV50。スズキ独自のSEPエンジンを搭載し、優れた燃費性能も実現する。ステップスルーの車体にはコンビニフックやフロントトランクを装備し、メットインスペースはフルフェイスも収納可能。しばらくトップ10圏外だったが、5位に急浮上した。

第4位

ヤマハ ビーノ

メーカー希望小売価格(税込):20万3500円

画像: 第4位

ファッショナブルで女性にも人気

一貫してボディマウントの丸形ヘッドライトとパイプハンドルに独立メーターという構成のビーノ。2018年に登場の現行型は、ホンダ生産となりベースもジョルノになったが、歴代の特徴を受け継ぎビーノらしさは不変。アイドリングストップや充電ソケットなども装備した。順位は昨年の8位から4位にアップ。

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