諸元の並び順
●エンジン形式 ●排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●シート高 ●車両重量 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後
第10位
カワサキ Z125 プロ
メーカー希望小売価格(税込):35万2000円

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●124㏄●9.7PS/8000rpm●0.98㎏-m/6000rpm●780㎜●102㎏●7.4L●100/90-12・120/70-12
*気軽に楽しめるカワサキZシリーズの末弟
かつてのKSRの流れを汲むカワサキの小径ホイールモデル。2016年にKSR110からZ125となり、排気量のフルスケール化とFI化が実施された。Zシリーズの睨みを効かせたスタイルが迫力を醸し出すが、4速ミッションの走りは扱いやすく初心者にも優しい。昨年のトップ10圏外からランク入りを果たした。
10月1日には2021年モデルが発売された。このモデル以降の国内市場への導入は予定していないとカワサキは発表している。
第9位
ホンダ クロスカブ110
メーカー希望小売価格(税込):34万1000円

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●109㏄●8PS/7500rpm●0.87㎏-m/5500rpm●784㎜●106㎏●4.3L●80/90-17・80/90-17
ワイルドなカブのアウトドア仕様
2013年にスーパーカブ110をベースに幅広のアップハンドルなどを装備してデビューしたクロスカブ110は、2018年にはレッグシールドを廃した現在の姿にモデルチェンジ。新しいヘッドライトガードやスリット入りのヒートガードなどでワイルドさが高まり一躍人気者に。CT125の影響か昨年の1位から9位にダウン。
第8位
ホンダ グロム
メーカー希望小売価格(税込):36万3000円

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●124㏄●9.8PS/7000rpm●1.1㎏-m/5250rpm●760㎜●104㎏●5.7L●120/70-12・130/70-12
遊び倒せる12インチスポーツ
コンパクトな12インチホイールの遊べるモデルで、セカンドバイクとしても支持されているグロム。上下2段のヘッドライトなど個性的で楽しいスタイルは4ストミニならではの遊び心を演出。2020年は、ホワイトとグレーの新色を用意し、順位も昨年7位からほぼ変わらずの8位を獲得した。
第7位
ヤマハ トリシティ125/トリシティ125 ABS
メーカー希望小売価格(税込):42万3500円/46万2000円

●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●124㏄●12PS/7500rpm●1.2㎏-m/7250rpm●765㎜●159(ABSは164)㎏●7.2L●90/80-14・130/70-13
3輪で安定感抜群のスクーター
ヤマハ独自のフロント2輪機構を備えたトリシティ125。軽快なハンドリングと前2輪ならではの安定感を両立しており、転びにくいのがメリットだ。2018年のモデルチェンジでは、可変バルブタイミング機構を備えたエンジンやLEDヘッドライトを採用。順位は、昨年の6位から1つダウン。
第6位
ホンダ スーパーカブ C125
メーカー希望小売価格(税込):40万7000円

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●124㏄●9.7PS/7500rpm●1.0㎏-m/5000rpm●780㎜●110㎏●3.7L●70/90-17・80/90-17
ファンモデルへと昇華したスーパーカブのトップモデル
1958年に発売の初代スーパーカブC100のイメージを再現し、60周年にあたる2018年にデビューしたC125。ビジネスが主眼のカブとは異なり、C125はキャストホイールやディスクブレーキ、スマートキーを採用するなど、趣味性の高いユーザーに訴求する装備が魅力だ。順位は昨年の3位からダウンした。
第5位
ホンダ PCX
メーカー希望小売価格(税込):34万8700円

●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●124㏄●12PS/8500rpm●1.2㎏-m/5000rpm●764㎜●130㎏●8L●100/80-14・120/70-14
利便性に長けた大人気スクーター
2010年の登場から高い人気を誇るPCXは、安定した走りに寄与する14インチホイールやアイドリングストップ機構、LEDヘッドライトなどの先進装備もいち早く導入。2018年のフルモデルチェンジでは高剛性のダブルクレードルに刷新し、走りに磨きをかけている。順位は昨年の8位から5位にアップ。
第4位
ホンダ CB125R
メーカー希望小売価格(税込):45万6500円

●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●124㏄●13PS/10000rpm●1.0㎏-m/8000rpm●815㎜●127㎏●10L●110/70R17・150/60R17
クラスを越えた豪華装備! デザインとスポーツ性を両立
CB1000Rとともに2018年にデビューしたCB-Rシリーズの末弟が125。デビューイヤーの3位から昨年は10位まで順位を落としたが、今年は4位へ再浮上した。優れたスポーツ性とネオクラシックテイストが融合したモデルは125㏄クラスでは他になく、さらに倒立フォークやラジアルマウントブレーキ、高張力鋼板製のスイングアームなどの豪華装備もCBの強み。エンジンはOHCながら13PSを発揮し、小気味よい走りが楽しめる。

液晶メーターは、燃料計やギアポジション、燃費などを表示。上部にシフトアップインジケーターも備える。