第3位
スズキ GSX-R125 ABS
メーカー希望小売価格(税込):39万3800円
125ccで唯一の本格スーパースポーツ
2018年にスズキが125ccクラスに突如送り込んだGSX-R125は、シリーズ初の原付二種モデル。その名に恥じない本格的な装備で、クラス唯一のスーパースポーツモデルとして大きな支持を集めることになった。ランキングも上り調子で、一昨年の6位から翌年は4位、そして今年はベスト3に名を連ねるなど評価が高まっている。
GSX-Rを名乗るだけあってエンジンは、DOHC4バルブのスポーティな水冷ユニットを採用し、クラストップの15PSを発揮する。シャーシも上位グレードと同じ前後17インチホイールやリアにリンク式モノサスペンションを装備し、一般道だけではなくサーキットでもスポーツ走行を楽しむことができる。
2020年は、スズキの創立100周年にあたり、このGSX‐R125にも青×銀の記念カラーが追加設定された。GSX‐RRと同じカラーリングは目立ち度抜群だ。
第2位
ホンダ モンキー125/モンキー125 ABS
メーカー希望小売価格(税込):40万7000円/44万円
125ccになって3年目、カラー展開も年々拡大中
従来の50ccモンキーの可愛いらしさをそのままに、サイズアップを果たしたモンキー125。2018年にデビューした当時は、「大きい」などという声もあったが、誰が見てもモンキーと分かるその姿で納得。乗ってもコンパクトで取り回ししやすいサイズ感と、小さすぎないライディングポジションで普段使いの幅が広がっているのも魅力だ。
装備面では、従来の50ccでは8インチだった前後タイヤが12インチに拡大。走行安定性を確保するとともに、倒立フォークや前後ディスクブレーキの採用、ABS仕様も用意し、足まわりも現代的にアップデートされている。
2020年は、それまでのレッド、イエロー、ブルーに加えてブラックが追加。各色でフレームやサスペンションを塗り分けるという凝ったカラーリングとなるが、選択肢が増えたことでも人気を維持しており、ランキングは昨年と同じクラス2位を堅守した。