オフロード向けサスペンションが新登場
YSSの創業は1983年のこと。著名サスペンションブランドの中では新興となるが、OEMサスとしてすでに多くのバイクメーカーに純正納入。2008年からは、輸入発売元のPMCがオン/オフ問わず、アフターマーケット製品として、広く日本国内に紹介してきた。そんなYSSが今夏、オフロードモデル向け最高峰モデルとなるMRシリーズを発売。また、スプリングやバルブなど、周辺パーツも一挙にリリースしたのだ。
メイン紹介のMRシリーズ・リアショックは、内蔵のサーモニードルがサスストロークによる温度変化を検知し、減衰力変化を抑えるほか、オフロード車ならではのロングストローク構造用に対し、嵌合を最適化して理想のストロークを実現する、ガイドピストンシステムを装備するなど、YSSの最新技術を惜しみなく投下する。
一方のスプリング&バルブといった純正置換パーツ群は、純正サスをチューニングして使うユーザーの多い、オフロード車ユーザーの傾向を見こんでのこと。こちらは手軽にYSSのエッセンスが体感できる製品群だ。これから本格的にオフ遊びを、と言うライダーからベテランまで、スポーツ派にはぜひ、その魅力を味わってほしい。
まとめ:パークアップマガジン編集部/取材協力:株式会社ピーエムシー