カワサキ初の4気筒ビッグバイクとして登場したZ1は進化を続け、直系最後のモデルといわれる1985年のGPZ1100では120PSをマークするまでになっていた。エンジンの高出力化が進み始めていた80 年代のはじめカワサキがひとつの決断を下す。それが「10年目のZ1」。ニンジャであった。
カワサキ「GPZ900R」外観と主なスペック
●エンジン形式:水冷4 ストDOHC4バルブ並列4 気筒
●内径×行程(総排気量):72.5×55.0mm(908cc)
●最高出力:115PS/9500rpm
●最大トルク:8.7kg-m/6800rpm
●ミッション:6速リターン
●ブレーキ形式前・後:Φ280mmダブルディスク・Φ270mmディスク
●全長×全幅×全高:2200×750×1215mm
●タイヤ前・後:120/80V16・130/80V18
●燃料タンク容量:16L
●ホイールベース:1495mm
●乾燥重量:228kg
●輸出車 ※諸元はA1