旧車のスタイルが好きだけど、最新モデルの安心感と性能を求める人ならZ900RSのカスタムはいかが? ドレミコレクションが展開するZ900RSベースのカスタムスタイルは旧車好きも満足する完成度だ。今回はZ900RS「GPZ900R Style」を紹介しよう!
写真:井上 演/まとめ:オートバイ編集部
ドレミコレクションがカスタムしたZ900RS「GPZ900R Style」
インナータンクのなせる技、まさかのニンジャスタイル
Z1000Rスタイルを生み出したドレミコレクションのインナータンクは、歴代のZ系スタイルカスタムだけでなく、次の世代の世界最速マシンであるGPZ900Rのスタイルまで作り出してしまった。
『Nininja』と名付けられたGPZ900Rスタイルカスタムは、Z 900RSに車検対応のインナータンクを装着し、外装キットでスタイルチェンジ。Z900RSはGPZ900Rと同様に水冷エンジン搭載なので、スタイリングのバランスは抜群だ。
ここまでの大幅なスタイルチェンジだが、インナータンクと外装キットともにボルトオンでの装着が基本となっているのがドレミコレクションの凄さ。今回紹介しているGPZ900R以外にも、Z1000R、Z1000MkⅡ、Z1R、KR1000のスタイルも発表されており、旧車スタイルを楽しむライダーの増加は必至だ。
ちなみに取材時(2020年夏)、このカスタムは開発段階の途中だった。より完成度の高い車両が登場することだろう。
ドレミコレクションZ900RS「GPZ900R Style」各部装備・ディテール解説
14リットルのスチールインナータンクを装着し、外装変更を可能にした。装着しているアッパーカウル、サイドカバー、テールカウルなどの外装はドレミコレクションがラインアップするGPZ900R用のリプロパーツなので、そのスタイルは間違いなくGPZ900Rだ。
モチーフになった車両 カワサキ「GPZ900R」
Z1を越えるオリジナリティの高いモデルを生み出すために水冷エンジンとダイヤモンドフレームを採用し、再び「世界最速」の座を手にしたのがGPZ900R。写真は1985年のライムグリーン×ポーラホワイト(南アフリカ仕様)。
ベース車両 カワサキ「Z900RS」
2017年10月の東京モーターショーで世界初公開されたZ900RS。同年12月1日に発売されて大ヒット。その好調ぶりはいまだ健在で、新車・中古を問わず人気がある。エンジンは水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒・948cc。メーカー希望小売価格:税込135万3000円。