スーパースポーツバイクでタンデムを積極的に楽しむ方は少ないかもしれません。けれど2名乗車は可能で、パッセンジャーシートは標準装備されています。これまでさまざまなバイクの後ろに乗ってきた木川田ステラが2台の乗り心地をレポートします!
ホンダ新型「CBR600RR」タンデムチェック(木川田ステラ)
シート高:820mm
ライダーの身長:176cm/パッセンジャーの身長:163cm
タンデムシートは、CBR600RRの特徴でもあるセンターアップマフラーの真上に乗っている感覚です。タンデムシート位置が高く、乗るのがちょっと大変ですが、ステップの位置は足をしっかりと踏ん張れるもので、乗ってしまえば視界も広く、ライダーに捕まってアクティブなライディングを存分に楽しめます。シートは座面がフラットで積載には便利な分、ちょっと滑りやすいかな、という印象でした。
カワサキ「Ninja ZX-6R」タンデムチェック(木川田ステラ)
シート高:830mm
ライダーの身長:176cm/パッセンジャーの身長:163cm
Ninja ZX-6Rもタンデムシートの位置がなかなか高いですが、グリップの効く表皮のため身体がズレるのを防いでくれるので、走行中に身体を安定させやすかったです。おかげで視界もしっかり確保でき、先を見通す事が出来たので、安心してスーパースポーツらしい走りを楽しむことができました。
文:木川田ステラ/写真:南 孝幸