ベネリのブランドヒストリー

1911年イタリアで創業。1921年より自社ブランドでのオートバイ製造を開始。当初はライトウェイトバイクを主体にしており、レースでの活躍によりヨーロッパ全土に知れ渡ることに。その後華々しい活躍を遂げるも、第二次世界大戦の影響により設備を失います。

戦後に再建された後、1969年には250ccクラスで二度のワールドチャンピオンを獲得。その後、好調な業績のまま1972年にレッサンドロデトマソによって買収され、ビッグバイクの製造も開始しました。

2005年に中国本拠地のQ.J.グループに吸収され、さまざまな排気量のモデルを欧米、アジア、オーストラリアで展開しています。
「フィールドスタイル ジャンボリー2020」お披露目の模様

今回、お披露目が行われた「フィールドスタイルジャンボリー2020」は、愛知県常滑市開催された、中部地区最大級のアウトドアイベント。
なぜこうしたイベントでの発表になったかというと、インポーターであるプロトも拠点が愛知県ということで、地元愛知県つながりによるもの。

ベネリのインポーターである株式会社プロト 代表取締役 近藤芳光氏。
ベネリによるオートバイのお披露目だけでなく、先行して販売開始されているベネリのE-BIKE、電動モビリティのGEV600、さらには四輪用パーツブランド「NEOPLOT」などの展示も行われていました。


E-BIKEの試乗会も開催されていた。


展示されていたオートバイは、125ccと250ccの合計4車種。アウトドアイベントということで、オートバイ向けのイベントとは客層が異なるものの、かなりの注目を受けていました。

ベネリ TNT 249S
TNT249Sは、特長的なLEDヘッドライト&テールライトやLCDメーター、ラインナップ唯一の二気筒エンジンを搭載する、現時点でのフラッグシップモデル。スタイリングが印象的なスポーツネイキッドです。

排気量:249cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:795mm
乾燥重量:195kg
メーカー希望小売価格:63万6900円(消費税10%込)
ベネリ TRK 251
充分な地上高とスチール製トレリスフレームによる追従性で、ツーリングをサポートするアドベンチャーモデル。搭載されるケース類もTRK251用の専用設計モデルであり、オプションとして用意される予定。

排気量:249cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:835mm
乾燥重量:153kg
メーカー希望小売価格:54万8900円(消費税10%込)
ベネリ LEONCINO 250(レオンチーノ 250)
エレガントな造形があらゆるシーンにマッチする、スクランブラー要素を取り入れたストリートモデル。

排気量:249cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:810mm
乾燥重量:155kg
メーカー希望小売価格:54万8900円(消費税10%込)
ベネリ TNT 125
「サイズがすべてではない」というコンセプトで、妥協なく仕上げられた125ccモデル。コンパクトなボディサイズに、美しさへのこだわりが凝縮されている。

排気量:124cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高:780mm
乾燥重量:116kg
メーカー希望小売価格:32万8900円(消費税10%込)
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まとめ:webオートバイ編集部/写真:プロト