よく走るZへ、パーツも組み方も吟味する
「エンジンはヨシムラピストンで860ccにしていて、キャブレターはFCRで口径φ33mm。マフラーはモナカ管で……」とメカドックの担当・畑中さんが仕様を説明してくれるこの車両、ベースはカワサキZ2だ。今となってはレア、それだけでもトピックになるが、この車両はさらにセパレートハンドル化や18インチ化など、全体に渡って手が入れられる。
「前後ホイールはPMCソードで角型アルミのスイングアームもPMC。フロントフォークはKYBφ38mmでリヤショックはクアンタム。お客さんと一緒に使うパーツを擦り合わせていって、いいと思われるものをセレクト。こちら(メカドック)ではその機能をしっかり引き出せるように組み上げていくという感じで作業を進めました。パワーチェックしてみるとパワーカーブもスムーズで、実走でもよく走るように仕上がっています」と畑中さんは続けてくれる。
狙った仕様がきっちりと性能を発揮し、走りも上々。車両単体としての出来上がりも上々となったわけだ。セパレートハンドルや、Z2をベースにしたことについてはじつは別の理由もあった。それは同店によるもう1台のナナハンZとの作り比べ。近いスペックで作った上でパーツの違いも楽しめるようにしたとのことだ。
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Detailed Description 詳細説明
取材協力:バイクプラザ・メカドック
まとめ:ヘリテイジ&レジェンズ
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