イタリアの超高級スポーツバイクメーカーであるビモータと、カワサキのコラボレーションによって誕生したテージ H2に、先日新しいボディカラーが追加された。

新色はカーボンファイバーを活かした精悍なイメージ

画像: bimota TESI H2 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒+スーパーチャージャー シート高:840mm (アジャスタブル±10mm) 車両重量:244kg 税込価格:866万8000円

bimota TESI H2

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒+スーパーチャージャー
シート高:840mm (アジャスタブル±10mm)
車両重量:244kg

税込価格:866万8000円

ビモータとは? テージとは?

1973年に創業したビモータは、独創的なアイデアとデザインに基づく車体に他メーカー製のエンジンを搭載した、工芸品のように美しい仕上げのプレミアムなスポーツモデルによって知られてきた。

一時は経営不振により活動がストップしていたものの、2019年にカワサキと合弁会社を設立。ビモータお得意のハブセンターステアリングを採用するモデル・テージを復活させ、カワサキから供給されたH2シリーズ用をベースとしたスーパーチャージャー付エンジンを搭載したモデル「テージ H2」を開発。

2020年から販売をスタート、H2の強烈なスーパーチャージャーパワーに、ビモータならではのメカニズムとデザインが融合した究極の1台として、世界中から注目を集める存在となった。

カラーバリエーションは2色に!

これまでテージ H2には「スタンダード」と呼ばれる、ホワイト×レッド×グリーンのイタリアン・トリコロールカラーのみが存在してきた。

画像: テージ H2(トリコロール)

テージ H2(トリコロール)

画像: テージ H2(カーボン)

テージ H2(カーボン)

今回追加されたのは「カーボン(マットトランスパレント)」。その名の通り、黒いカーボンファイバー地の網目をそのまま活かすことで、強烈なパワーにふさわしい凄みを増して、精悍なイメージを強調している。

このボディカラー追加に伴い、従来の「スタンダード」カラーは「トリコロール」へ名称を変更。ボディカラー以外、主要諸元やメカニズムの変更はない。

テージH2は世界限定250台の販売を予定しているが、これはカーボンとトリコロール、双方合計の台数となるという。

なお、日本では総輸入発売元のモトコルセによって販売される。プライスは866万8000円。

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  • 画像3: ビモータ「テージH2」の新色が登場! ハブステア+スーパーチャージャー、日伊合作のプレミアム・モンスター【2021速報】
    カーボン
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    トリコロール
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    カーボン
    45
    252
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    トリコロール
    55
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ビモータ「テージ H2」の主なスペック

全長×全幅×全高2074×830×1145mm
ホイールベース1455mm
シート高840mm (アジャスタブル±10mm)
車両重量244kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒+スーパーチャージャー
総排気量998cc
ボア×ストローク76×55mm
圧縮比8.5
最高出力170kW(231PS)/11500rpm
最高出力(ラムエア加圧時)178kW(242PS)/11500rpm
最大トルク141N・m(14.4kgf・m)/11000rpm
燃料タンク容量17L
変速機形式6速リターン
キャスター角21.3°
トレール117mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・200/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)φ330mmダブルディスク・φ220mmディスク

まとめ:小松信夫

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