トライアンフは、2021年2月23日にモデルチェンジを行なった新型車6機種を発表しました。ここではメーカーの伝統を色濃く受け継ぐ「ボンネビルT120」と「ボンネビルT120ブラック」を紹介します。

ボンネビルT120(2021年モデル)の概要

画像: TRIUMPH Bonneville T120 総排気量:1200cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒270°クランク シート高:790mm 車両重量:237kg 日本での発売予定時期:2021年4月 メーカー希望小売価格:税込157万6000円~161万5600円

TRIUMPH Bonneville T120

総排気量:1200cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒270°クランク
シート高:790mm
車両重量:237kg

日本での発売予定時期:2021年4月
メーカー希望小売価格:税込157万6000円~161万5600円

トライアンフの伝統が詰まったボンネビルT120

トライアンフが「ボンネビルT120」を初めて発売したのは1959年のこと。

空冷2気筒エンジンの高いパフォーマンスと、良好なハンドリング性能、英国流デザインと1950年代のアメリカンテイストを融合させたユニークさが受け、世界的な大ヒットモデルとなりました。

画像: ボンネビルT120(1959年)

ボンネビルT120(1959年)

以降「ボンネビル」はトライアンフの象徴的なブランドとなり、時代とともにさまざまなモデルを展開。現在の水冷エンジンを搭載した「ボンネビルT120」は2016年にデビュー。今回のモデルチェンジでは、欧州の排ガス規制「ユーロ5」に対応させながら、エンジンのみならず各所に手が入っています。


エンジン

画像: エンジン

排気量は従来モデルと同様の1200cc。搭載する水冷2気筒エンジンは、専用チューンが施され、低回転から強大なトルクを生み出すのが特徴です。最大トルクは105Nm/3500rpm、最高出力は80PS/6550rpmを発揮。

ユーロ5の基準をクリアさせつつ、燃費性能も向上。定期点検までの走行距離が16000kmに設定されていることも魅力です。


車体

画像1: 車体

今回のモデルチェンジでは、大幅な軽量化が施されています。全体で7kg軽くなり、車両重量は237kgに。

とくに新設計のアルミニウムホイールリム(フロント:18インチ×2.75インチ/リア:17インチ×4.25インチ)の採用で、バネ下重量と慣性力が大幅に低減し、俊敏性と操作性を高めています。

画像2: 車体

フロントブレーキも進化しました。よりハイスペックになったブレンボ製ツインブレーキディスクと2ピストンスライディングキャリパーを採用しています。


電子制御システムなど最新装備

画像: 電子制御システムなど最新装備

ライディングモードはこれまで同様「ロード」「レイン」の2種を切り替え可能。

新型はクルーズコントロールが標準装備されたのが大きなポイント。ボンネビルT120は、トラディショナルなスタイリングながら、ポジションがアップライトで、ロングツーリングも快適な一台。

それゆえに高速道路巡航時に役立つクルーズコントロールは、嬉しい新装備といえそうです。

画像: クルーズコントロールのボタンはハンドルの左手側に配置。

クルーズコントロールのボタンはハンドルの左手側に配置。

メーターは新たなデザインのものになり、パネル内に「BONNEVILLE」のロゴがあしらわれています。

アナログツインメーターでは、速度と回転数を表示。パネル内の液晶にはギアポジションインジケーターの機能も備わり、ライディングモードやクルーズコントロールの設定も液晶を見ながら行なえます。

画像: トライアンフ公式YouTube/ボンネビルT120 www.youtube.com

トライアンフ公式YouTube/ボンネビルT120

www.youtube.com
画像: トライアンフ公式YouTube/ボンネビルT120ブラック www.youtube.com

トライアンフ公式YouTube/ボンネビルT120ブラック

www.youtube.com

ボンネビルT120(2021年モデル)のカラーバリエーションと価格

カラーバリエーションは、「ボンネビルT120」が3色、「ボンネビルT120ブラック」が2色で、計5色の設定となっています。

ボンネビルT120

画像: コバルトブルー/シルバーアイス 税込価格:161万5600円

コバルトブルー/シルバーアイス
税込価格:161万5600円

画像: コルドヴァンレッド/シルバーアイス 税込価格:161万5600円

コルドヴァンレッド/シルバーアイス
税込価格:161万5600円

画像1: ジェットブラック 税込価格:157万6000円

ジェットブラック
税込価格:157万6000円

ボンネビルT120ブラック

ボンネビルT120ブラックは、エンジン周りやマフラーなどがブラックアウトされているのが特徴。シートのカラーも専用色となっています。

画像: マットジェットブラック/マットグラファイト 税込価格:160万2500円

マットジェットブラック/マットグラファイト
税込価格:160万2500円

画像2: ジェットブラック 税込価格:157万6000円

ジェットブラック
税込価格:157万6000円

【アンケート】 あなたはどのカラーが好きですか?

お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。

  • 画像1: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120】コバルトブルー/シルバーアイス
  • 画像2: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120】コルドヴァンレッド/シルバーアイス
  • 画像3: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120】ジェットブラック
  • 画像4: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120ブラック】マットジェットブラック/マットグラファイト
  • 画像5: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120ブラック】ジェットブラック
  • 画像6: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120】コバルトブルー/シルバーアイス
    18
    225
  • 画像7: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120】コルドヴァンレッド/シルバーアイス
    26
    337
  • 画像8: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120】ジェットブラック
    16
    203
  • 画像9: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120ブラック】マットジェットブラック/マットグラファイト
    24
    301
  • 画像10: トライアンフ新型「ボンネビルT120」の特徴を解説! 7kgの軽量化、クルーズコントロールを標準装備した2021年モデル
    【T120ブラック】ジェットブラック
    16
    208

投票ありがとうございました!

ボンネビルT120(2021年モデル)の主なスペック

全長×全幅×全高2170×785×1125mm
ホイールベース1450mm
シート高790mm
車両重量237kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
総排気量1200cc
ボア×ストローク97.6×80.0mm
圧縮比10.0
最高出力59kW(80PS)/6550rpm
最大トルク105N・m/3500rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角25.5゜
トレール量105.2mm
タイヤサイズ(前・後)100/90-18・150/70 R17
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク

まとめ:西野鉄兵

This article is a sponsored article by
''.