レザーマン「メトリック トレッド」
これはアクセサリーなの？ 実際に工具として使えるのかな？
去年の誕生日にお友達の旦那さまから頂いたLEATHERMAN（レザーマン）のブレスレット「メトリック トレッド」。なかなか女子では選べないプレゼントにたまらなくセンスの良さを感じました。
一目でお気に入り。なんせ、あたしは時計も指輪も大きめのボーイズが好きなの。そして使えないくせに工具も大好き！すぐに腕に嵌めてみました。
かなりの存在感。
このブレスレットには、どうやら29種類ものツ機能が詰まっているようです。横に並んでいるのは、レザーマンの一般的なマルチツールです。
本当はフルセットのまま使いたかったんですが、残念ながらあたしの腕には少し大きくて、パーツを何個か外さなければダメみたい。
でも、どのパーツを残して、どのパーツを外せばいいか分からない！
そこでメカニックのお友達に、普段の生活とバイクライフに必要なものを選んでもらい、あたしの腕に合うサイズにしていただきました。
相談に乗ってくださったのは、SP忠男 浅草店のメカニック橋本さん。手に取るなり「これ、スゲェ！」と大興奮でした。
あたしが残すツールとして最優先したのは、iPhoneのSIMを抜くために便利かもと思った細いピン。
ブレブレ……すみません。実際にピンはその後、iPhoneのシムを取り出すのに活躍しました！
結局、あたしなんてそんなもんで、これ実際にきちんと使えるの？ 使い方知りたいなあと思い始めたのは、たまーに男性のバイク乗りさんが「それレザーマンですか？」「そのブレスレット、もしかして工具になるんですか？」と聞いてくださったからです。
あたしが普段ブランドもののブレスレットをしてたって誰も気づかないし話しかけてなんかこないので、これは面白い感覚でした。男の人はやっばり工具好きですもんね。しかもレザーマンは十徳ナイフなどマルチツールのブランドとして、かなり有名ですし。
このタイプもかっこいいけど、普段から使えるアクセサリーにはなりませんからね。
レザーマンの公式サイトをのぞいたらブランドヒストリーが掲載されていました。創業者のティム・レザーマンさんが奥様と車で旅をしている最中に、さまざまなトラブルに合ってマルチツールの必要性に気付いたそう。それが1976年のこと。最初のマルチツールが完成し販売されたのは1983年のことのようです。
バイクに使えるツールをメカニックさんに聞いてみたよ！ 動画も見てみて！
ブレスレットタイプは、メカニックの橋本さんにとっても、たまらないもののようでした。工具を扱う職業の方は気になるし使ってみたくなるんでしょうね。見た瞬間からワクワクしてましたよ。
橋本さんが教えてくれた使い方を紹介します。動画も見てみてくださいね！
プラスドライバー
プラスドライバーは、なにかと普段も持ってると便利ですよね。バイクの外装のネジを外すときに使えることもあるんだとか。
トルクスドライバー
スクーターなど盗難防止のために簡単には手に入らない特殊なネジを使っているそう。サイズは#20・#25・#27・#30が付いています。
そのほかにもまだまだすごい機能がありました。
ソケットを差し込めることを発見した橋本さんは大興奮。このときの模様を動画で撮りましたので、ぜひ見てください！ あたしじゃ説明しきれないことがたくさんあります。
LEATHERMAN ブレスレットを使ってみたよ
www.youtube.com橋本さん、お忙しい中、ありがとうございました。
まとめ・後日談
つい最近、Vシネマの撮影に入ってたんですが、制作のスタッフさんが同じものを付けていました。小道具などの組み立てなどに使うのかしら？ ハタから見てもやっぱりクールでかっこいい！と思いましたし、働く男という感じが溢れ出ている雰囲気でした。
人とはちょっと違うもので価値のあるもの。そしていざとなれば使える、ってかこれ一石なん鳥？ 冬の間は、袖に引っかかっちゃうなあ……なんてこともありましたが、これから暖かくなって腕を出す季節が来たら「見せびらかすために手の動作を激しくちゃお」なんて思ってます。けっこう重たいので、バックに付けたりするものいいかもしれませんね。
とにかく、かなり自己満足しますし、「それもしかして、工具？」と聞かれるとテンションもあがります。自分の好きなパーツを組みあせてオリジナル感も楽しめるのもいいですね。工具使わなくても好きなデザインパーツを選びファッションとして楽しむのもありです。あたしがいただいたみたいに、喜びそうな人へのプレゼントにも最適だと思います。
そんなレザーマンのブレスレットのお話でした。
文・写真・動画：福山理子
