外国車を選ぶ理由のひとつが、日本のメーカーのモデルとはひと味違った個性。特にスポーツモデルになると、メーカーのものづくりの思想がマシンに色濃く反映されていて面白い。KTMの大ヒットモデル・250 デュークも個性際立つ一台だ。
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、森 浩輔

KTM「250 DUKE」カラーバリエーション

カラーバリエーションは「ブラック」と「シルバー」の2タイプ。

ブラック

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  • 画像11: KTM「250 DUKE」インプレ(2021年)ビギナーライダーも楽しめる輸入車! 日本車とは異なるスポーツテイストが持ち味
    ブラック
  • 画像12: KTM「250 DUKE」インプレ(2021年)ビギナーライダーも楽しめる輸入車! 日本車とは異なるスポーツテイストが持ち味
    シルバー
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    ブラック
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    シルバー
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KTM「250 DUKE」ライディングポジション・足つき性

シート高:795mm
ライダーの身長・体重:163cm・43kg

上半身はアップライトながら、スポーツライディングに必要な積極的な操作をしやすいポジション。身長163cmだと、かかとが少し浮くが軽量な車体で取り回しもしやすく、ビギナーでも不安はない。

画像: KTM「250 DUKE」ライディングポジション・足つき性

KTM「250 DUKE」タンデム(2人乗り)チェック

パッセンジャー 木川田ステラの感想

一段高いタンデムシートは少し小さめでしたが、視界が良く、ライダーに掴まりやすい距離感でした。ステップ位置は膝がライダーの腰にくる高さでニーグリップしやすく、テールカウル裏には指を引っ掛ける場所があるので、どんなシーンでも体を安定させることができました。

KTM「250 DUKE」各部装備・ディテール解説

スラントした独特の形状を持つヘッドライトはデュークシリーズ共通のアイデンティティ。ポジションはLEDだがライトはハロゲン。

視認性の高い大型液晶デジタルメーターを採用。照明色はKTMのイメージカラーでもあるオレンジだ。

エンジンは249ccの水冷4ストロークDOHCシングル。スペックは30PSだが、パワー感はメリハリの効いたもの。

WP製の43Φ倒立フォーク、ラジアルマウントキャリパー、ラジアルタイヤと足回りは非常に豪華。これもデュークの大きな魅力。

試乗車はメッツラーのラジアルタイヤを装着。スイングアームは補強部分が見える、ユニークな「裏組み」タイプ。

シートは滑りにくい表皮を採用。スポーツモデルながらクッションもしっかりとしたものが採用され、座り心地も上々だ。

KTM「250 DUKE」主なスペック・価格

全長×全幅×全高NA
ホイールベース1357mm
最低地上高185mm
シート高830mm
車両重量146kg (乾燥)
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク72.0×61.1mm
圧縮比10.7
最高出力22kW(30PS)/9000rpm
最大トルク24N・m(2.4kgf・m)/7250rpm
燃料タンク容量13.4L
変速機形式6速リターン
キャスター角65゜
トレール量95mm
タイヤサイズ(前・後)110/70ZR17M・150/60ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmディスク・Φ220mmディスク
メーカー希望小売価格 59万9000円(消費税10%込)

文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、森 浩輔

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