ホンダが世界に誇るフラッグシップ・ツアラー、ゴールドウイングが2021年モデルでいっそう豪華に進化した。今回の進化は装備の変更がメインで、使い勝手の向上と快適性、上質な乗り味に主眼を置いたもの。インプレとともに各部の装備も詳しくお伝えしよう。
文:宮崎敬一郎、木川田ステラ、本誌編集部/写真:南 孝幸
文:宮崎敬一郎、木川田ステラ、本誌編集部/写真:南 孝幸
ホンダ「ゴールドウイングツアー」カラーバリエーション
2021年モデルのカラーは3タイプ。日本仕様車はDCTのみの設定となった。
キャンディーアーダントレッド(ツートーン)
ガンメタルブラックメタリック(ツートーン)
パールグレアホワイト
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ホンダ「ゴールドウイングツアー」ライディングポジション・足つき性
シート高:745mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg
シートは柔らかいが、フワフワではなくしっかりとコシがあるので疲れにくい。スクリーンは高くしても巻き込み風がほとんどなく、後ろのライダーまで守ってくれる。足着き性はクラス最高レベル。
ホンダ「ゴールドウイングツアー」タンデム(2人乗り)チェック
パッセンジャー 木川田ステラの感想
タンデムシートはまるでソファーに座っているかのような座り心地。グラブバーの上に肘掛けがあり、これでもかというほどに上半身をリラックスさせることができます。
ステップの位置も程よい高さで、踏ん張ることもリラックスすることもしやすい形状です。走行中は他車とは比べものにならない程に車体が安定していて、上質で贅沢なタンデムを楽しめました。
ホンダ「ゴールドウイングツアー」各部装備・ディテール解説
ホンダ「ゴールドウイングツアー」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2615×905×1430(スクリーン最上位置1555)mm |
ホイールベース | 1695mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 745mm |
車両重量 | 389kg |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC4バルブ水平対向6気筒 |
総排気量 | 1833cc |
ボア×ストローク | 73.0×73.0mm |
圧縮比 | 10.5 |
最高出力 | 93kW(126PS)/5500rpm |
最大トルク | 170N・m(17.3kgf・m)/4500rpm |
燃料タンク容量 | 21L |
変速機形式 | 電子式7段(DCT) |
キャスター角 | 30゜30’ |
トレール量 | 109mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/70ZR18M/C(63H)・200/55ZR16M/C(77H) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 税込346万5000円※受注生産車 |
文:宮崎敬一郎、木川田ステラ、本誌編集部/写真:南 孝幸