1998年に、ワインディングロード最速のコーナリングマシンとして登場したR1。世界をリードし続けるR1の変遷史を当時の試乗記をもとに振り返ってみよう。今回は2代目【2000・5JJ】だ。
ヤマハ「YZF-R1」(2000・5JJ)各部装備・ディテール解説
剛性感と適度なしなりを両立したデルタボックスⅡフレームはこれまでと同じだが、テールカウルの形状変更などに合わせる形で、リアのサブフレームは新形状のものに改められている。
ヤマハ「YZF-R1」(2000・5JJ)主なスペック
全長×全幅×全高 | 2035×695×1095mm |
ホイールベース | 1395mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 815mm |
車両重量(乾燥) | 175kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC5バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 74.0×58.0mm |
圧縮比 | 11.8 |
最高出力 | 150PS/10000rpm |
最大トルク | 11kgf・m/8500rpm |
燃料タンク容量 | 18L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・190/50ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |