ヤマハの250ccネイキッドスポーツ「MT-25」は、2020年にモデルチェンジを果たした。この記事では2021年の最新カラーの写真とともに、その特徴を詳しく解説する。
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、森 浩輔

ヤマハ「MT-25 ABS」カラーバリエーション

2021年4月28日に発売された2021年モデルのカラーラインアップは3色となる。

パステルダークグレー(グレー)

ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)

マットダークグレーメタリック8(マットダークグレー)

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  • 画像13: ヤマハ「MT-25 ABS」インプレ・解説(2021年)スポーツ走行を存分に楽しめる250ccネイキッド
    グレー
  • 画像14: ヤマハ「MT-25 ABS」インプレ・解説(2021年)スポーツ走行を存分に楽しめる250ccネイキッド
    ブルー
  • 画像15: ヤマハ「MT-25 ABS」インプレ・解説(2021年)スポーツ走行を存分に楽しめる250ccネイキッド
    マットダークグレー
  • 画像16: ヤマハ「MT-25 ABS」インプレ・解説(2021年)スポーツ走行を存分に楽しめる250ccネイキッド
    グレー
    35
    523
  • 画像17: ヤマハ「MT-25 ABS」インプレ・解説(2021年)スポーツ走行を存分に楽しめる250ccネイキッド
    ブルー
    28
    421
  • 画像18: ヤマハ「MT-25 ABS」インプレ・解説(2021年)スポーツ走行を存分に楽しめる250ccネイキッド
    マットダークグレー
    37
    553

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ヤマハ「MT-25 ABS」ライディングポジション・足つき性

シート高:780mm
ライダーの身長:163cm

画像1: ヤマハ「MT-25 ABS」ライディングポジション・足つき性

前モデルから44mm高くなったハンドルで上半身はごく軽い前傾。シートの前寄りに座れば上体はほぼ直立になり、腕や肩への負担はまったくない。780mmのシート高で身長150cm台のライダーでも不安なく扱える。

画像2: ヤマハ「MT-25 ABS」ライディングポジション・足つき性

ヤマハ「MT-25 ABS」タンデム(2人乗り)チェック

画像2: 写真は2020年モデル

写真は2020年モデル

パッセンジャー 木川ステラの感想

グラブバーはなく、ヒザの角度がキツめでしたが、ライダーとの距離が近くてニーグリップが深くできるので、しっかり体を安定できます。

シートは滑りにくく、体が大きくズレることもありませんでした。ライダーとの距離は近いですが、シートの段差があって視界はとてもいいので、気持ちよくタンデムを楽しめます。

ヤマハ「MT-25 ABS」各部装備・ディテール解説

画像: エンジンは従来型のものを継承。回すと爽快なパンチ力を楽しめるが、低中域でも扱いやすいのでビギナーにも人気。

エンジンは従来型のものを継承。回すと爽快なパンチ力を楽しめるが、低中域でも扱いやすいのでビギナーにも人気。

画像: MCを機に採用されたのがこの37mm倒立フォーク。剛性アップはスポーツハンドリングに貢献、ABSも標準装備。

MCを機に採用されたのがこの37mm倒立フォーク。剛性アップはスポーツハンドリングに貢献、ABSも標準装備。

画像: リアサスはYZF-R25譲りで、直押し式のモノクロスサスペンションを採用。ストリートからワインディングにまで幅広く対応する。

リアサスはYZF-R25譲りで、直押し式のモノクロスサスペンションを採用。ストリートからワインディングにまで幅広く対応する。

画像: 強烈なインパクトのヘッドライトデザイン。インドやインドネシア向けのモデル、MT-15にも似た、MTのファミリーフェイスだ。

強烈なインパクトのヘッドライトデザイン。インドやインドネシア向けのモデル、MT-15にも似た、MTのファミリーフェイスだ。

画像: アナログとデジタルの組み合わせだったメーターは昨年液晶フルデジタルに進化。ギアポジションインジケーターや燃費計も備える。

アナログとデジタルの組み合わせだったメーターは昨年液晶フルデジタルに進化。ギアポジションインジケーターや燃費計も備える。

画像: セパレートタイプのシートはベースのYZF-R25と同様。前端部がしっかり絞り込まれ、足つきにも配慮されたシート形状だ。

セパレートタイプのシートはベースのYZF-R25と同様。前端部がしっかり絞り込まれ、足つきにも配慮されたシート形状だ。

ヤマハ「MT-25 ABS」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2090×755×1070mm
ホイールベース1380mm
最低地上高160mm
シート高780mm
車両重量169kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク60.0×44.1mm
圧縮比11.6
最高出力26kW(35PS)/12000rpm
最大トルク23N・m(2.3kgf・m)/10000rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角25゜
トレール量95mm
タイヤサイズ(前・後)110/70-17M/C(54S)・140/70-17M/C(66S)
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格62万1500円(消費税10%込)

文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、森 浩輔

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