ハンドル変更で乗りやすくウインカーもすっきりと
富山の0024ワークスによるカワサキZ900RS CAFE。カラーリングは2020年型純正のファントムブルーだが、車両全体にノーマルよりずっとすっきりとした印象が見て取れる。
「ウインカーが超小型のケラーマンになっていて、セパレートハンドルへの換装やテールまわりの処理、それからヨシムラ・ショート管などでそう思えるんでしょう」と、0024ワークス・大西さん。なるほど、こういう手段があった。
ところでこのセパレートハンドル化は、このようなルックスだけでない効果もZ900RSに持たらしてくれるようだ。
「ライディングポジションの自由度が増します。それから、ややフロント荷重が増えて乗りやすくなるんです。そのことによって純正よりもお尻が痛くならないで済む効果もあるんですよ」と大西さん。
セパハン化で不要になってしまうハンドルポスト用穴が残ってしまうトップブリッジには、0024オリジナルのカバーを装着してここもすっきり。ちょっと参考にしたくなる1台として仕上がっているのだ。
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Detailed Description 詳細説明
ハンドルバーはハリケーン・セパレートに換装。ハンドルバーエンドはベビーフェイスだ。純正ハンドルバーポストを外した穴には0024Works製アルミ削り出しトップブリッジカバーを装着してルックスを整える。スクリーンはヨシムラ・ウインドアーマー。
ウインカーは世界最小サイズで車検対応のケラーマン・バレットアトー(LED)で、フロントはビキニカウル左右に装着されている。
リヤ側のウインカーはケラーマン・バレットアローがテールランプ左右に付けられている。シートはCAFEのノーマルをそのまま使用。
水冷直4のエンジンや鋼管トレリスのフレームもノーマル。OVER RACING製アルミサブフレームやヨシムラ製スライダーが装着されている。
ステップキットはベビーフェイス製で、他のパートに合わせてブラックカラーをセレクトした。タンデムステップはバーもSPEEDRA製に変更済み。
前後ホイールやサス/ブレーキまわりは純正ながら、ヨシムラ・ショートマフラー等つや消しブラックパーツを使うことで、全体を引き締めた印象を獲得した。
取材協力:0024Works
TEL0765-22-9664 〒937-0066富山県魚津市北鬼江2806-2