文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
【タンデム・2人乗り比較】
SR400 FINAL EDITION
パッセンジャー木川田ステラの感想
タンデムシートはしっかりと振動を吸収してくれるのですが、少し前下がりの形状なため、走行中はズレやすく感じてしまいましたが、グラブバーが細く握りやすいおかげで安定感を得る事が出来ました。正直ニーグリップもしづらかったので、タンデムするなら、ライダーに抱きついたスタイルの方がより楽しめそうです!
GB350
パッセンジャー木川田ステラの感想
幅の広いタンデムシートはライダーとの高低差が若干あるのですが、その分視界の広がりが良くなる、ちょうど良い高さでした。ステップ位置も絶妙で、ニーグリップがとてもしやすかった上に、細く握りやすいグラブバーが後ろについているおかげで、どんな状況でも体を楽に安定させる事ができました。
【足つき・ライディングポジション比較】
SR400 FINAL EDITION
シート高:790mm
ライダー:木川田ステラ
ライダーの身長・体重:163cm・43kg
若干ですが、SRは上半身が前傾したライディングポジションです。ただ、窮屈なわけではなく、リラックスして乗れます。車体は文句なしにスリムで、サイドカバーも張り出していないので、足つきは両足ベッタリでした。ちなみにシート高は790mmで、GBとさほど違いません。
GB350
シート高:800mm
ライダー:木川田ステラ
ライダーの身長・体重:163cm・43kg
バイク自体はスリムで、上体の起きたポジションです。ハンドルが手前にセットされているので、腕の角度に余裕があって、ポジションとしてはリラックスした部類です。シート高は800mmですが、サイドカバーの張り出しが大きく、その分足を開いて乗るので、足を下ろすとカカトが浮きます。
【価格・スペック比較】
YAMAHA SR 400 FINAL EDITION
全長×全幅×全高 | 2085×750×1100mm |
ホイールベース | 1410mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 175kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 399cc |
ボア×ストローク | 87.0×67.2mm |
圧縮比 | 8.5 |
最高出力 | 18kW(24PS)/6500rpm |
最大トルク | 28N・m(2.9kgf・m)/3000rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 27°40′ |
トレール量 | 111mm |
タイヤサイズ(前・後) | 90/100-18M/C 54S・110/90-18M/C 61S |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・ドラムブレーキ |
メーカー希望小売価格 | 60万5000円(消費税10%込) |
Honda GB350
全長×全幅×全高 | 2180×800×1105mm |
ホイールベース | 1440mm |
最低地上高 | 166mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 180kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC単気筒 |
総排気量 | 348cc |
ボア×ストローク | 70.0×90.5mm |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 15kW(20PS)/5500rpm |
最大トルク | 29N・m(3.0kgf・m)/3000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 27゜30′ |
トレール量 | 120mm |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19M/C 57H・130/70-18M/C 63H |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 55万円(消費税10%込) |
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文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南孝幸