ホンダ「CB125R」インプレ（2021年）最高出力アップ！サスペンション＆ブレーキの強化も図った新型を徹底解説

2021-07-01

太田安治 @ webオートバイ

Vote バイク新車試乗インプレニュース HONDA 原付二種 CB125R webオートバイ

「ネオスポーツカフェ」新世代CBシリーズのエントリーモデルとして現行125ccクラスでは貴重なフルサイズスポーツであるCB125R。2021年4月に発売された新型は、エンジンをパワーアップし、足回りはSFF-BPフォークの採用やIMU付きのABSで熟成度を高めている。
文：太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部／写真：南孝幸　

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ホンダ「CB125R」カラーバリエーション

ボディカラーは「マットガンパウダーブラックメタリック」、「パールスモーキーグレー」の2タイプが加わり、従来モデルから継続の「キャンディクロスファイアレッド」の全3色。

画像: CB125R（マットガンパウダーブラックメタリック） — CB125R（マットガンパウダーブラックメタリック）

画像: CB125R（パールスモーキーグレー） — CB125R（パールスモーキーグレー）

画像: CB125R（キャンディクロスファイアレッド） — CB125R（キャンディクロスファイアレッド）

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マットガンパウダーブラックメタリック
パールスモーキーグレー
キャンディクロスファイアレッド

マットガンパウダーブラックメタリック
26
921
パールスモーキーグレー
33
1137
キャンディクロスファイアレッド
41
1439

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ホンダ「CB125R」ライディングポジション・足つき性

シート高：815mm
ライダーの身長・体重：163cm・42kg

画像9: ホンダ「CB125R」インプレ（2021年）最高出力アップ！サスペンション＆ブレーキの強化も図った新型を徹底解説

シート高が815mmと高めなので身長160cm以下のライダーだと両足を着くことは難しいが、その分だけ膝の曲がりに余裕があり、直立に近い上半身姿勢と併せて長時間ライディングでも疲れないポ
ジションになっている。

ホンダ「CB125R」タンデム（2人乗り）チェック

画像10: ホンダ「CB125R」インプレ（2021年）最高出力アップ！サスペンション＆ブレーキの強化も図った新型を徹底解説

パッセンジャー木川田ステラの感想

高い位置にあるタンデムシートは、ライダーにつかまりやすく、かなり深くニーグリップもでき、安定感と安心感の高いものでした。ステップから足元に少し振動が伝わってきますが、腰上に響くほどではないので、タンデムを楽しむことができました。

ホンダ「CB125R」各部装備・ディテール解説

画像: 従来のOHC2バルブからDOHC4バルブヘッドへと進化。吸気系もストレート形状とすることで低回転から高回転まで、高い出力特性を発揮。 — 従来のOHC2バルブからDOHC4バルブヘッドへと進化。吸気系もストレート形状とすることで低回転から高回転まで、高い出力特性を発揮。

画像: ハイグレードなSHOWA製SFF-BP倒立フロントフォーク採用により、しなやかで上質な走りを実現。従来型譲りのブレーキシステムにはIMUを用いたABSも組み合わされ、制動時の安定性も高められた。 — ハイグレードなSHOWA製SFF-BP倒立フロントフォーク採用により、しなやかで上質な走りを実現。従来型譲りのブレーキシステムにはIMUを用いたABSも組み合わされ、制動時の安定性も高められた。

画像: ライダーの視界に入るフロントフォークのトップキャップには[SFF-BP]の文字が刻まれる。 — ライダーの視界に入るフロントフォークのトップキャップには[SFF-BP]の文字が刻まれる。

画像: 新世代CBシリーズならではのモダンなカフェスタイルは従来型から継承される。タンク横に配されるシュラウドのシャープなラインが洗練された印象を与える。 — 新世代CBシリーズならではのモダンなカフェスタイルは従来型から継承される。タンク横に配されるシュラウドのシャープなラインが洗練された印象を与える。

画像: しなやかさと剛性を兼ね備えたスチール製スイングアーム。2室構造のショートマフラーを車体中心下部に収める。 — しなやかさと剛性を兼ね備えたスチール製スイングアーム。2室構造のショートマフラーを車体中心下部に収める。

画像: フルデジタル表示のメーターにはシフトインジケーターや、回転数のピークホールド機能など充実の機能を搭載。 — フルデジタル表示のメーターにはシフトインジケーターや、回転数のピークホールド機能など充実の機能を搭載。

画像: ラウンドシェイプのライトガイドを配するLEDヘッドライトは薄型にすることでマスの集中化を図る。 — ラウンドシェイプのライトガイドを配するLEDヘッドライトは薄型にすることでマスの集中化を図る。

画像: 前後別体の2ピースシートは125ccとしてはかなり余裕のあるサイズ。座面も広く快適性は充分に確保されている。 — 前後別体の2ピースシートは125ccとしてはかなり余裕のあるサイズ。座面も広く快適性は充分に確保されている。

画像: キーでオープン可能なタンデムシート下には小物が入るスペースが確保され利便性も考慮される。 — キーでオープン可能なタンデムシート下には小物が入るスペースが確保され利便性も考慮される。

画像: ツーリングには必須アイテムのリアシートバッグの積載性も確認済み。ネットも掛けやすく使い勝手は充分。 — ツーリングには必須アイテムのリアシートバッグの積載性も確認済み。ネットも掛けやすく使い勝手は充分。

画像: 見た目の印象をスッキリとさせる絞り込まれたテールまわりは灯火類をLEDで統一。シートロックの開閉はテール下に配置。 — 見た目の印象をスッキリとさせる絞り込まれたテールまわりは灯火類をLEDで統一。シートロックの開閉はテール下に配置。

ホンダ「CB125R」主なスペック・価格

全長×全幅×全高	2040×820×1055mm
ホイールベース	1345mm
最低地上高	140mm
シート高	815mm
車両重量	130kg
エンジン形式	水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量	124cc
ボア×ストローク	57.3×48.4mm
圧縮比	11.3
最高出力	11kW（15PS）/10000rpm
最大トルク	12N・m（1.2kgf-m）/8000rpm
燃料タンク容量	10L
変速機形式	6速リターン
キャスター角	24°12'
トレール量	90mm
タイヤサイズ（前・後）	110/70R17・150/60R17
ブレーキ形式（前・後）	ディスク・ディスク
メーカー希望小売価格	47万3000円（消費税10%込）