文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
ホンダ「X-ADV」カラーバリエーション
ボディカラーは「パールディープマッドグレー」と「グラファイトブラック」の2タイプが用意されている。
パールディープマッドグレー
グラファイトブラック
【アンケート】あなたはどちらのカラーが好きですか?
お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました!
ホンダ「X-ADV」ライディングポジション・足つき性
シート高:790mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg
着座位置、足を置く位置の自由度が高く、体格を問わずリラックスしたポジションが取れる。シート高790mmは前モデルと同じだが、シート前側を絞り込んだことで足着き性が向上。身長165cm以上なら両足が接地するはず。

ホンダ「X-ADV」タンデム(2人乗り)チェック
パッセンジャー 木川田ステラの感想
ライダーとの距離が少し遠めなので、ニーグリップは少ししづらかったのですが、グラブバーがとても握りやすく、自分の好きな位置で体を固定させやすかったです。ふんわりした座り心地のシートは、滑らかなエンジンと相まって、タンデムを快適にしてくれます。
ホンダ「X-ADV」各部装備・ディテール解説

防風効果の高い大型のウィンドスクリーンは工具不要で5段階の高さ調整が可能。リンク式のため角度も同時に変更可能だ。

最も低い位置と最も高い位置とでは最大135mmの範囲で設定可能。速度域が上がっても走行風の巻き込みも少なく、走行時の快適性を高めてくれる装備だ。
スマートフォンと連携可能な5インチの多機能メーター。ライディングモードの設定等もここから行う。

リモコンキーを携帯していれば、ノブ式のメインスイッチでイグニッションのON/OFFやハンドルロック操作が可能だ。
新採用となったデイタイムランニングライトはLEDによるシャープな形状の面発光で存在感を高めるデザイン。
従来モデルから受け継ぐΦ41mmの倒立フォーク。伸び側の減衰力調整とプリロードの調整が可能だ。
舗装路からダートまで軽快な走りを支える、軽量で高剛性な一体型アルミスイングアームは従来モデル譲り。
プロリンクでマウントされる軽量なモノショックは二人乗りや走行シーンに合わせて変えられるプリロード調整機構を備える。
折り畳み可能なタンデムステップは剛性感も高く、タンデム時の機能性とデザイン性を両立している。
フルLEDのテールランプは特徴的な2本ラインが点灯する、後方からの視認性も高いデザイン。
ホンダ「X-ADV」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2200×940×1340mm |
ホイールベース | 1580mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 236kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 745cc |
ボア×ストローク | 77×80mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 43kW(58PS)/6750rpm |
最大トルク | 69N・m(7.0kgf・m)/4750rpm |
燃料タンク容量 | 13L |
変速機形式 | 電子式6速(DCT) |
キャスター角 | 27° |
トレール | 104mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・160/60R15 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ296mmダブルディスク・Φ240mmディスク |
希望小売価格 | 132万円(消費税10%) |
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸