文:松下尚司/写真:稲垣正倫
ヤマハ・スズキ・カワサキの大型アドベンチャーツアラー
大型アドベンチャー・ツアラーモデルは各社がラインアップしている。注目の機種をピックアップして紹介しよう。
ヤマハ「トレーサー900 GT」
トレーサー900GTは、デザイン的にアドベンチャーっぽいですが、ヤマハ的にはスポーツツーリングモデルというカテゴリー。背は高めだけどかなり車体も軽くて乗りやすい。上級モデルのこの「GT」はフルアジャスタブルの倒立フォークやクルーズコントロールなどが装備されている。
総排気量:845cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:850mm
車両重量:215kg
税込価格:122万1000円
ヤマハ「トレーサー9 GT」
トレーサー900GTのフルモデルチェンジ版で、日本国内でも発売が決定! デザインもより洗練されて一層人気が出そう。顔に見えるのがヘッドライトじゃないってのが新しい。トレーサー9は、欧州ではスタンダードモデルでも展開されているが、日本ではこの「GT」仕様だけの設定となった。
総排気量:888cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高(ハイシート):810mm(825mm)
車両重量:220kg
発売日:2021年7月28日
税込価格:145万2000円
ヤマハ「ナイケン GT」
ヤマハ的にはトレーサーと一緒でナイケンGTもスポーツツーリング。乗るとツアラーだなって思いますよ。スポーツも得意。めちゃコーナースピードが速いって印象あります。あと、よく止まる。前二輪すごっ! って思います。
総排気量:845cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:835mm
車両重量:267kg
税込価格:198万円
スズキ「Vストローム1050XT」
2021年カラーが登場したばかりのVストローム1050XT。ロード寄りのアドベンチャーモデルなので、まさにツアラー要素が強いモデル。この直線的なデザインが好みな人も多いかと。キャストホイール仕様の「Vストローム1050」(スタンダードモデル)もラインアップ。
総排気量:1036cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
シート高:850mm
車両重量:247kg
税込価格:151万8000円
カワサキ「ヴェルシス1000SE」
カワサキのスポーツモデルらしいボディデザインを纏ったアドベンチャースタイルモデル。2021年型は電子制御サスペンションをアップグレード。快適性を増したその走りは様々なシチュエーションでライダーを楽しませてくれる。
総排気量:1043cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:820mm
車両重量:257kg
発売日:2021年7月16日
税込価格:199万1000円
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文:松下尚司/写真:稲垣正倫