まとめ:RIDE編集部
過去に人気を博したメガスポーツ・ツアラー
新型ハヤブサがこの時代に誕生し、多くのライダーから受け入れられたことはとても喜ばしいこと。ここからは、初代ハヤブサ誕生の時期から、3代目ハヤブサが誕生するまでのメガスポーツ・ツアラーをピックアップして紹介します。
カワサキ ZZR1100[C]
新時代の到来を感じさせた高性能メガスポーツの誕生はカワサキからだった。それまでのモデルとは桁違いのパワー、高速性能によって、300km/h時代の幕開けとなったきっかけのバイク。
一般的な峠道だけでなく、クイックな峠道や街中でも、扱いやすいオールマイティなメガスポーツだった。
カワサキ ZZR1100[D]
ZZR1100の2型D型は、外観的に人気の高いモデルだったので、最終型までこの造形だった。
動力性能などはそれ以前のCタイプを変わらないが、ハンドリングは向上し、旋回性も強力になったことで、コーナーリング性能が随分とアップした人気のモデル。
ホンダ CBR1100XX スーパーブラックバード
「最強、最速」を詠って登場したZZRキラーのCBR1100XXスーパーブラックバード。
まさに当時の二輪車では最強だった164馬力を発揮。高い動力性能や丈夫な車体による高い高速安定性が武器だった。ZZR同様、走る場所を選ばないモデルで、後年はツアラー志向に性格を変えていった。
スズキ GSX1300R Hayabusa
ZZR1100とCBR1100XXスーパーブラックバードが最速対決をしているところに、彗星のように現れ、いきなり王者となったオーバー300km/hマシン。
トータルバランスの高さも魅力だったが、唯一無二の存在感を持ったそのキャラクターに多くのライダーが魅了された。
カワサキ Ninja ZX-12R
初代ハヤブサに少し遅れて登場したカワサキのオーバー300km/hマシン。
スペックとしてはハヤブサと同等だったが、スムーズさと伸びで勝った12R。その風貌からも分かるように、スポーティな性能にも長けており、深いバンク角、フットワークの軽さなど、魅力の多いモデルだった。
カワサキ ZZR1200
ツアラーとしてのキャラクターを進化させて登場したのが、ZZR1100の直系、フルモデルチェンジで登場したZZR1200。
最高速という領域ではなく、扱いやすさや安定性に重きを置いて開発。スポーツツアラーとしてオールマイティなモデルへと成長した。
カワサキ ZZR1400
ZZRシリーズがもう一段階レベルを上げて登場。それが、ZZR1400。
スペックだけでなく、個性的で迫力のあるスタイリングも、ハヤブサと真っ向勝負ができる超一級。軽快さに加え、安定性にも優れたハンドリングとジェントルなテイストの走行性能が魅力だ。
スズキ Hayabusa1300
2代目となり、あらゆる面でレベルを上げ、まさに正常進化で登場したハヤブサ1300。
約200馬力の最高出力を獲得し、瞬発力をアップ。最もパワフルなバイクの一台となった。足回りの変更で初代よりも重厚なハンドリングとなっている。
カワサキ Ninja ZX-14R
ZZR1400から8年、ハヤブサ1300から4年。それまであった全てのメガスポーツ・ツアラーを凌駕するNEWマシン、ニンジャZX-14Rが2012年に誕生した。
それから7年間、カワサキのフラッグシップとして君臨。まさに王者の風格を持った最上級ツアラーだ。