文:オートバイ編集部/写真:松川 忍/モデル:本上みらの/取材協力:武蔵野うどん 湊 -MINATO-
ホンダ「スーパーカブ C125」で小江戸お散歩!
カブファミリーの基本はC125なのかもしれない
CT125をはじめとして、今や街中で見ない日はない、スーパーカブファミリー。その根っこにいるのは、ベーシックなスーパーカブ110とC125。これから将来、20年、30年先まで生き続けていくモデルだ。
特にC125は、1958年(昭和33年)生まれの「初代スーパーカブ」C100を思わせるデザインと、21世紀の装備、性能を兼ね備えたトップモデル。人生の先輩たちが見れば「お、懐かしいねぇ」となり、若いファンが見れば「カワイイ」存在だ。
その若いファン代表に、C125を乗せてみる。モデルの本上みらのちゃんは現役女子大生。普通二輪免許を取ってちょうど1年、CBR250RRのオーナーで、これまでスーパーカブファミリーに乗ったことはない。
「カワイイです! 街中でもよく見かけるし、スゴい気になってたんです」
乗るのが初めてだから、まずはスーパーカブファミリーのお約束、ギアチェンジを教えるところから。
「クラッチレバーがないんですか? え、前方向に踏むだけ? 難しそう、私でもちゃんと乗れますかね……」
そんな不安いっぱいのスタート。記念すべき初ローシフトは、おっかなびっくりと、がっちゃん。
ややふらつきながらも走り出したみらのちゃん。回転を上げてがちゃん、、また加速してがちゃん、を繰り返しての初信号待ちでも、教えたとおりに前方向踏みをしてニュートラル待機。
そんなアクションを信号いくつか、時間にして10分も走れば、もうスイスイと慣れてしまった。ヘルメットの中は、もうニコニコだ。
「心配してたギアチェンジ、すぐ慣れました! それより125ccなのに街中でも普通に交通の流れについていけて、スイスイ走れた方が新鮮でした」
ホントはダメだけどスカートとパンプスで乗りたい
ショートツーリングの行き先は、みらのちゃんたっての希望で、埼玉・川越の小江戸の町並みへ。編集部からは片道50kmほど、ちょうどいい距離感。
のんびり走って片道2時間。乗る前にはあれほど心配していたギア操作も、ほんの最初の10分で慣れたみたい。ギアチェンジより、ニーグリップしない車体に戸惑ったそうだ。
休憩をはさみつつ、問題なく川越の街並みへ。レトロな街並みを散歩したり、買い食いしたり、でC125を押して進んで回った。初めて乗ったカブでのショートツーリングの感想は?
「なんか、行動範囲が広がりますね」とみらのちゃん。
「CBRだと、きちんとジャケット着てプロテクターつけて、なんて考えちゃうけど、カブならもっと気軽にっ走れそう。スカートとパンプスだって乗れちゃう気にさせますよね。初めてのカブだ、って緊張してたのはほんの30分でした。可愛いしおしゃれだし、どうしよう、CBR買ったばっかりなのに、欲しくなってます」
川越のあたりは「武蔵野うどん」が有名グルメ。湊さんで肉汁つけうどんときんぴらごぼう、超美味しくいただきました♪
食べ応えたっぷりの武蔵野うどんと、きんぴらごぼうが超おいしかったです!
取材協力
武蔵野うどん 湊 -MINATO-
川越市大手町5-1
木曜定休
11時~20時まで
※時短営業期間中の営業時間
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