その結果ベスト3に選ばれたカスタムCB650Rをご覧あれ!
第1位 「Fenix」モトフロファ・ホンダ(ポルトガル)
全体の29%という圧倒的な得票を集めてトップとなったのは、ポルトガルのディーラーであるモトフロファ・ホンダが造り上げたカスタムマシン「Fenix」。その車名の意味である「不死鳥」の通り、火災で被害を受けながら再建されたというモトロファのシンボルとして製作されたものだ。
VFR750F用のプロアームを移植し、フロントホイールにもCBR900RR用を使用するなどのカスタムでレーシーさを強調。
軽快でスポーティなイメージのカラーリングの中で目立っている、タンクに入れられた「93」は、モトロファの設立された1993年を意味するだけでなく、MotoGPライダーのマルク・マルケス選手への敬意を表したものだ。
第2位 「BMX」ヴェルテー・ホンダ(フランス)
得票数2位は、フランスのニースにあるディーラー、ヴェルテー・ホンダの製作した、レースやトリックを競うためのコンパクトな競技用自転車・BMXからインスピレーションを得たという、その名もズバリ「BMX」。
グロスブラックのカラーリングに、ホワイトウォールタイヤとゴールドホイールがよく映えるストリートテイストの外観が個性的な仕上がり。加えて加速重視のショートな減速比の採用や、アクラポビッチ製のマフラーの装着で、パンチの効いたパフォーマンスも実現している。
第3位 「FOUR Limited Edition」エスパス・モト(フランス)
得票差が2位とわずか3票だったという、フランス・アンジェのエスパス・モトによる「FOUR Limited Edition」が3位。そのモチーフは4気筒CBの元祖である「CB750Four」。
ゴールドのストライプ入りのメタリックグリーンのカラーリング、クラシカルなウイングマーク、ハンドメイドでブラウンの表皮のシートといった、クラシカルなディテールを最新のCB650Rのスタイリングに違和感なく融合させている。
まとめ:小松信夫