ベスパ「スプリントS150 TFTエディション」の特徴
独特のスチールモノコック構造に、モダナイズされた伝統のスタイリングと、現代的なスクーターのメカニズムを組み合わせたベスパのスクーター。その中でも1960年代のスポーツベスパに与えられた、印象的な角型ヘッドライトを現代に甦らせた個性的な1台が「スプリントS150」。
排気量155cc、空冷で3バルブヘッドを備え、力強さと優れた経済性を両立したi-Getエンジンや、フロントブレーキのABSシステム、盗難防止用ピアッジオ・イモビライザーシステムやグローブボックス内のUSB給電ポートなど、走りも実用性も高く評価されている。
そしてそのラインナップに、新しく追加されたのが「スプリントS150 TFTエディション」だ。
スタンダードモデルのアナログ速度計と多機能液晶パネルを組み合わせたメーターが、4.3インチサイズのTFTカラー液晶メーターに変更されたことが「TFTエディション」の最大の変更点となる。
スタンダードモデルのアナログ速度計と多機能液晶パネルを置き換えるこのメーターは、Bluetoothを介してスマートフォンとの連携を図るVespa MIAの機能を最大限に活用でき、通話やメッセージ通知の確認、音声コマンドや音楽再生機能を利用して利便性を向上させている(一部日本国内で利用できない機能あり)。
ベスパ「スプリントS150 TFTエディション」のカラーバリエーション
カラーリングはスタンダードモデルの明るくポップな色使いから一転、落ち着いた大人の雰囲気を漂わせる仕上がりの「アンティークブロンズ」と「マットブラック」の2色を用意。
この2色のボディカラーは、対称的なグラフィックを与えられているのが特徴。「アンティークブロンズ」のボディは各部のトリム、ホイールがブラック仕上げ。一方のマットブラックのボディは、逆にブロンズ仕上げのトリムやホイールという、スタイリッシュなデザインを採用している。
また「TFTエディション」では、高級感を感じさせる専用のシートも装着。座面の後部にダイヤモンドパターンが刻まれていて、スマートな雰囲気を引き立てる。
この「スプリントS150 TFTエディション」の税込価格は58万3000円。スタンダードな「スプリントS150」から6万6000円プラスとなっている。
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ベスパ「スプリントS150 TFTエディション」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 1852×680×NAmm |
ホイールベース | 1334mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 131kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC3バルブ単気筒 |
総排気量 | 155cc |
最高出力 | 12.7HP/7750rpm |
最大トルク | 12.8N・m/6500rpm |
燃料タンク容量 | 7L |
変速機形式 | CVT無段階変速 |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-12・120/70-12 |
ブレーキ形式(前・後) | φ200mmディスク・φ140mmドラム |
まとめ:小松信夫