2021年9月21日、トライアンフはジェームズ・ボンド映画最新作『007/ノータイムトゥダイ』で活躍する劇中車からインスパイアされた限定モデル「タイガー900 ボンド エディション」を発表しました。
トライアンフ「タイガー900ボンドエディション」の特徴
最新作『007/ノータイムトゥダイ』に登場する「タイガー900ラリープロ」からインスパイア
英国のバイクメーカー・トライアンフは、2019年12月に映画「007」シリーズ製作会社であるイーオン・プロダクションズとパートナーシップ契約を締結し、以降「007」モデルの限定車を展開してきました。
その最新モデルとなる「タイガー900ボンドエディション」。3気筒アドベンチャーの「タイガー900ラリープロ」をベースとした世界で250台だけの限定車です。2021年10月1日から日本でも劇場公開予定の『007/ノータイムトゥダイ』で活躍する劇中車をイメージした一台となっています。
車体カラーは、レギュラーモデルでは設定のないマットサファイヤブラック。フレームやエンジンガードなどもブラック仕上げ。
燃料タンクカバーには象徴的な「007」のロゴ。随所に「BOND EDITION」の文字。さらにTFT液晶メーターには、まるで映画のオープニングのような演出も。ハンドルバークランプには限定車ならではのシリアルナンバーが刻まれています。
また、タイヤは標準装備されているブリヂストン製のものとは別に、ミシュランのオフロードタイヤ「アナキー ワイルド」が付属。そしてアロー製のサイレンサーを標準装備しているのも特徴です。
メーカー希望小売価格は、232万5000円。通常モデルとの価格差は税込で+39万3500円となります。
トライアンフ「タイガー900ボンドエディション」の主なスペック・価格
全幅×全高 | 935×1452-1502mm |
ホイールベース | 1551mm |
シート高 | 850-870mm |
車両重量 | 201kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 888cc |
ボア×ストローク | 78×61.9mm |
圧縮比 | 11.27 |
最高出力 | 70kW(95.2PS)/8750rpm |
最大トルク | 87N・m/7250rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.4゜ |
トレール量 | 145.8mm |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21・150/70R17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 232万5000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵