まとめ:オートバイ編集部
諸元の並び順
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後
第10位
ヤマハ「YZF-R1 / M」

YAMAHA YZF-R1 / M
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●997cc●200PS/13500rpm●11.5kg-m/11500rpm●201(Mは202)kg●855(Mは860)mm●17L●120/70ZR17・190/55ZR17(Mは120/70ZR17・200/55ZR17)
税込価格:236万5000円 / 319万円(M)
独創のクロスプレーン4気筒
BIGクラス10位となったのは、ヤマハのスーパースポーツ・YZF-Rシリーズの最高峰モデルのYZF-R1。昨年夏のモデルチェンジで国内仕様が登場、電子制御デバイスのアップデートやエンジンのフィーリングの改善を実現し、カウルデザインも最新の空力技術を取り入れたものに一新するなど、大幅な改良で進化を果たした。
第9位
ホンダ「ゴールドウィング ツアー」

Honda Gold Wing Tour
●水冷4ストOHC水平対向6気筒●1833cc●126PS/5500rpm●17.3kg-m/4500rpm●389kg●745mm●21L●130/70R18・200/55R16
税込価格:346万5000円
最先端・最高峰のグランドツアラー
タンデムバックレストも兼ねた大容量のリアボックスを装備し、ツーリング適性や利便性を大幅に高めたゴールドウイングツアーが、スタンダードに続いてBIGクラスの9位にランクインした。ゴージャスで快適な、究極のハイテクツアラーとして支持されたようだ。2021モデルではトップボックス形状などが変更されている。
第8位
ホンダ「ゴールドウィング」

Honda Gold Wing
●水冷4ストOHC水平対向6気筒●1833cc●126PS/5500rpm●17.3kg-m/4500rpm●366kg●745mm●21L●130/70R18・200/55R16
税込価格:294万8000円
バガースタイルの精悍仕様
ホンダ製オートバイの頂点に立つ、豪華クルーザーの最新モデル・ゴールドウイングがBIGクラス8位。豪華で快適な装備はもちろん、二輪車世界唯一の1833㏄水平対向6気筒エンジン、独自のダブルウィッシュボーンフロントサス、7速DCTなど、技術的にも注目される1台。現行モデルはリアトランクを備えない、軽快なバガースタイルを採用。
第7位
ホンダ「CB1300 スーパーフォア / SP」

Honda CB1300 SUPER FOUR / SP
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●1284cc●113PS/7750rpm●11.4kg-m/6250rpm●266kg●780(SPは790)mm●21L●120/70ZR17・180/55ZR17
税込価格:156万2000円 / 193万6000円(SP)
CBシリーズのフラッグシップ
CBシリーズの伝統と最新技術を融合させたCB1300SF/SPがBIGクラス7位。豊かなトルクとスムーズさが魅力の1284cc水冷直4エンジンや、オーソドックスな2本サスを備えるスチール製ダブルクレードルフレームといった熟成を重ねた基本メカニズムと、LEDヘッドライトなど現代的な装備を融合。SPはオーリンズサス採用の豪華グレード。
第6位
スズキ「GSX-R1000R ABS」

SUZUKI GSX-R1000R ABS
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●999cc●197PS/13200rpm●11.9kg-m/10800rpm●203kg●825mm●16L●120/70ZR17・190/55ZR17
税込価格:215万6000円
スズキ自慢のスーパースポーツ
伝統的にサーキットでのパフォーマンスを追求してきたGSX-Rシリーズ、その現行最上位モデルであるGSX-R1000Rが、カタナには僅差で先行されたが、BIGクラスの6位に付けた。
2017年にデビューした現行モデルは、エンジンはもちろん車体にまでMotoGPマシンのテクノロジーを取り入れ、「走る」「曲る」「止まる」の基本性能を追求。デビューから4年、熟成を重ねて完成度が高まっていることもあって、一定の支持を集めたといえそうだ。

フィンガーフォロワーロッカーアームや可変バルブタイミング機構・SR-VVTなどの最新機構を備えたエンジンは197PSを発揮。
第5位
スズキ「KATANA」

SUZUKI KATANA
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●998cc●148PS/10000rpm●10.9kg-m/9500rpm●215kg●825mm●12L●120/70ZR17・190/50ZR17
税込価格:154万円
最新技術で復活した新世代カタナ
2019年、オリジナルのコンセプトを受け継ぎながらモダンにリファインを施され、現代に蘇った新生「KATANA」が、日本のみならず世界中のライダーの視線を独り占めした。
2年を経てもその人気は変わらず、今年のBIGクラスでも5位となった。このモデルは他の何にも似ていない、一目見てカタナだと分かるそのデザインが人を惹きつける。しかし、GSX-S1000譲りのメカニズムがもたらす、現代的でスポーティな走りの魅力も高いレベルにある。

シャープに尖ったノーズからタンクにかけての流れるようなラインがカタナのアイデンティティ。見る者を虜にする美しさだ。