まとめ:オートバイ編集部
第1位
スズキ「ハヤブサ」
ハヤブサらしさを貫く熟成と進化の3代目!
今回のバイクオブザイヤーのBIGクラスのトップは久々のモデルチェンジを果たしたハヤブサだった。
1999年登場の初代ハヤブサが、圧倒的な超高速性能と個性的なスタイリングによって、瞬く間に世界中で注目を集め、2008年にはキープコンセプトで進化した2代目ハヤブサが人気を不動のものとする。2013年には根強い人気に応え国内仕様も登場、2017年で生産は終了したが人気は衰えず、日に日に復活を望む声が大きくなり、2021年に待望の3代目が誕生したわけだ。
その最大の変更点は6軸IMUを中核とする最新仕様の電子制御デバイスで、S-DMS、トラクションコントロールなどで、大きな魅力である高性能をより安全・快適に味わえるように進化。
一方で初代からのスタイリングのイメージは継承され、フレームやエンジンも定評の高い従来型をベースに熟成。これらは今もで十分に魅力的で、ハヤブサのアイデンティティとなっている。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2180×735×1165mm |
ホイールベース | 1480mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 264kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 1339cc |
ボア×ストローク | 81.0×65.0mm |
圧縮比 | 12.5 |
最高出力 | 138kW(188PS)/9700rpm |
最大トルク | 149N・m(15.2kgf・m)/7000rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23゜ |
トレール量 | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・190/50ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | |
標準車体色 | |
黒/金、白/青 | 215万6000円(消費税10%込) |
銀/赤 | 216万7000円(消費税10%込) |
【まとめ】
新型ハヤブサとレブルがその高い人気ぶりを披露
今年のBIGクラスは波乱の展開となった。新型ハヤブサとレブル1100が集計開始序盤から獲得票数をグングン伸ばして抜け出ると、しばらく互角の戦いを演じ、一時はポイント差がほとんどないところまで並んで、スタッフをヤキモキさせる展開に。
雌雄が決したのは応募締切まであと1週間ぐらいになってから。地力に優るハヤブサがジリジリとレブルを引き離し始め、そのまま順位が確定。終わってみれば両車の差は3000ポイント以上となった。
とはいえ、今年はこの2台が応募総数の3分の1以上を占める人気の集中ぶり。注目モデルの実力を大いに見せつけられた。
BIGクラスBEST10
順位 | メーカー | 車名 | POINT |
1 | SUZUKI | HAYABUSA | 6801 |
2 | Honda | REBEL1100/DCT | 3668 |
3 | Kawasaki | Z900RS | 1972 |
4 | Honda | CBR1000RR-R/SP | 1740 |
5 | SUZUKI | KATANA | 1682 |
6 | SUZUKI | GSX-R1000R ABS | 1595 |
7 | Honda | CB1300 SUPER FOUR | 1131 |
8 | Honda | GOLDWING | 1015 |
9 | Honda | GOLDWING TOUR | 928 |
10 | YAMAHA | YZF-R1/M | 870 |
まとめ:オートバイ編集部
※このランキングは、月刊『オートバイ』2021年10月号で発表したものになります(投票期間は2021年6月1日~8月10日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。