生活の足として、長年多くの人々に愛されているカテゴリーが125ccクラスのスクーターであり、各メーカーが力を入れるジャンルです。そんな激戦区にホンダが満を持して投入した新型PCXと、その軽二輪クラス版のPCX160を比較試乗しました!
談:伊藤真一/まとめ:宮﨑健太郎/写真:松川 忍
談:伊藤真一/まとめ:宮﨑健太郎/写真:松川 忍
ホンダ「PCX/PCX160」カラーバリエーション
「マットディムグレーメタリック」、「キャンディラスターレッド」、「ポセイドンブラック」、
「パールジャスミンホワイト」の4タイプはPCX/PCX160で共通、「マットコスモシルバーメタリック」はPCXの専用色。PCX e:HEVの「パールジャスミンホワイト」はシートの一部やアンダーカウルが異なる。
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ホンダ「PCX/PCX160」ライディングポジション・足つき性
シート高:764mm
ライダーの身長:179cm
インプレ内でも触れていましたが、大柄な伊藤さんにとってPCXのライポジはちょっとフィットしなかった様子でした。
「自分の体格ですと、殿様乗りみたいになってしまいます。もう少し後ろ寄りに座れると、自分にはベストです。1980年代からメットイン(シート下トランク)が普及して、スクーターのシート設計は制約が多くなっていると聞きますが、背もたれ部分が調整できると、多くの人が最適なライポジを得られるのではないかと思います」(伊藤)。
ホンダ「PCX/PCX160」各部装備・ディテール解説
ホンダ「PCX/PCX160」主なスペック・価格
《 》内はPCX160
全長×全幅×全高 | 1935×740×1105mm |
ホイールベース | 1315mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 764mm |
車両重量 | 132kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc《156cc》 |
ボア×ストローク | 53.5×55.5mm 《60.0×55.5mm 》 |
圧縮比 | 11.5《12.0》 |
最高出力 | 9.2kW(12.5PS)/8750rpm《12kW(15.8PS)/8500rpm》 |
最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/6500rpm《15N・m(1.5kgf・m)/6500rpm》 |
燃料タンク容量 | 8.1L |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-14M/C 50P・130/70-13M/C 63P |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク(ABS)・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 35万7500円《40万7000円》(消費税10%込) |
談:伊藤真一/まとめ:宮﨑健太郎/写真:松川 忍