文:松下尚司
そのまま乗るもヨシ、カスタムするもヨシ
AJSはイギリスに1900年代前半にバイクを製造していた英国のメーカー。1931年の世界恐慌の影響で経営難となり、同じ英国ブランドのマチレス社に経営権が渡り、マチレスとAJSは同じモデルを異なるブランドで販売されるようになる。
その後、1974年9月、AJSの権利はフラフ・ブラウンが買い取り、日本国内ではあまり目にすることはないかもしれないが、現在でも、250ccまでの小排気量車種がAJSブランドで販売されているのだ。
ある意味、幻のバイクメーカーとも言えるこのAJSが、実は日本でも買える。大阪の正規販売代理店、モーターガレージグッズでは、ここで紹介する3タイプの車両を取り扱っている。
どのモデルも125ccとは思えないスタイルとサイズ感。ただし、価格は125ccクラスで国内モデルと比較すると同等、もしくは安いほど。レトロスタイルな車体はカスタムに適しており、自分らしい1台に仕上げても楽しそうだ。
お問い合わせ
モーターガレージグッズ
大阪府豊中市名神口3-2-5 TEL06-4867-3226
2001年創業よりカスタムに特化した営業内容で得た豊富な知識、経験を元にユーザーのバイクライフをサポート。国産~ハーレーまで幅広く対応する。
AJS「キャドウェル125」
50〜60年代のカフェスタイル
セパレートハンドルにカフェシート、ロングタンクとまさに英国からの使者といった風貌の60年代カフェレーサースタイルに仕上がっている、キャドウェル125。タンク量量は16Lもあり、燃費の良い125ccエンジンと相まってロングツーリングも楽しめる一台だ。
AJS「テンペストスクランブラー125」
街も楽しく林道を軽快に!
カフェレーサータイプの『Cadwell 125』をベースにスクランブラー仕様としたモデル。YAMAHA YBR125と同型エンジンをOEM搭載。オフロード・林道等での走破性能を考慮してフロント18インチ・ブロックタイヤを採用。スイングアームも延長している。
AJS「'71デザートスクランブラー」
英国紳士でもマッチするサイズ感
都会を抜け出して大自然に連れ出したくなる'71DsertScramblerは、本国の大柄な英国紳士が跨っても負けない堂々たる車格を誇る。アップマフラーの仕上がりがスクランブラーらしさを演出。前後17インチにブロックタイヤが今どきな仕上がり。
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文:松下尚司