スポーツバイク好きのライダーの間で話題沸騰中のニューモデル、ヤマハのYZF-R7が国内デビューを果たす。インプレとともに各部の特徴を徹底的にお見せしよう。
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南孝幸

ヤマハ「YZF-R7」カラーバリエーション

ボディカラーはスタンダードモデルで、ブルーとブラックの2色が用意されている。さらに400台の限定モデル「YZF-R7 WGP 60th Anniversary」も2022年は発売。

ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)

ヤマハブラック(ブラック)

シルキーホワイト(ホワイト) ※YZF-R7 WGP 60th Anniversary

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  • 画像13: ヤマハ「YZF-R7」インプレ|絶妙なサイズとパフォーマンスで走りを存分に堪能できる2気筒688ccスーパースポーツ
    ディープパープリッシュブルーメタリック
  • 画像14: ヤマハ「YZF-R7」インプレ|絶妙なサイズとパフォーマンスで走りを存分に堪能できる2気筒688ccスーパースポーツ
    ヤマハブラック
  • 画像15: ヤマハ「YZF-R7」インプレ|絶妙なサイズとパフォーマンスで走りを存分に堪能できる2気筒688ccスーパースポーツ
    シルキーホワイト(WGP 60th Anniversary)
  • 画像16: ヤマハ「YZF-R7」インプレ|絶妙なサイズとパフォーマンスで走りを存分に堪能できる2気筒688ccスーパースポーツ
    ディープパープリッシュブルーメタリック
    29
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  • 画像17: ヤマハ「YZF-R7」インプレ|絶妙なサイズとパフォーマンスで走りを存分に堪能できる2気筒688ccスーパースポーツ
    ヤマハブラック
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  • 画像18: ヤマハ「YZF-R7」インプレ|絶妙なサイズとパフォーマンスで走りを存分に堪能できる2気筒688ccスーパースポーツ
    シルキーホワイト(WGP 60th Anniversary)
    53
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ヤマハ「YZF-R7」ライディングポジション・足つき性

シート高:835mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

画像: ヤマハ「YZF-R7」ライディングポジション・足つき性

強めの前傾だが車体がスリムでホールドしやすい。上体が支えやすいスポーティなライポジだ。個人的に欲を言えば、もう少しシートが高い方がフルバンク時に足首まわりの窮屈感が少なくなるような気がする。

ヤマハ「YZF-R7」各部装備・ディテール解説

画像: 徹底的に無駄を削ぎ落としたスリムでコンパクトなプロポーション。空力特性を重視してアッパーカウルの前方投影面積も最小限。

徹底的に無駄を削ぎ落としたスリムでコンパクトなプロポーション。空力特性を重視してアッパーカウルの前方投影面積も最小限。

画像: スーパースポーツらしいハンドリング実現のためディメンションも専用設定。現行MT-07に対しキャスター角を1.1度立てながら、フォークオフセットは5mm短縮してトレールを同等とした。

スーパースポーツらしいハンドリング実現のためディメンションも専用設定。現行MT-07に対しキャスター角を1.1度立てながら、フォークオフセットは5mm短縮してトレールを同等とした。

画像: スチール製のフレーム自体はMT-07と同じものだが、アルミ製センターブレースをリジッドマウントしてフレーム剛性バランスを高めた。

スチール製のフレーム自体はMT-07と同じものだが、アルミ製センターブレースをリジッドマウントしてフレーム剛性バランスを高めた。

画像: 270度クランクを採用、独特の鼓動感と共にシャープで力強い走りを味わえるMT-07譲りの688cc水冷並列2気筒エンジン。アシスト&スリッパークラッチも標準装備。

270度クランクを採用、独特の鼓動感と共にシャープで力強い走りを味わえるMT-07譲りの688cc水冷並列2気筒エンジン。アシスト&スリッパークラッチも標準装備。

画像: マスの集中化に貢献するコンパクトなマフラー。基本デザインはやはりMT-07と同様。

マスの集中化に貢献するコンパクトなマフラー。基本デザインはやはりMT-07と同様。

画像: スーパースポーツには不可欠な深いバンク角を確保するため、エンジンとのクリアランスを極小化できるアルミ製アンダーカウルを採用。バンク角53°を実現した。

スーパースポーツには不可欠な深いバンク角を確保するため、エンジンとのクリアランスを極小化できるアルミ製アンダーカウルを採用。バンク角53°を実現した。

画像: フロントフォークはR7専用の倒立フォークに変更。ブレーキキャリパーもラジアルマウントに。

フロントフォークはR7専用の倒立フォークに変更。ブレーキキャリパーもラジアルマウントに。

画像: 左右非対称形状のスチール製スイングアームはMT-07と同じものだ。

左右非対称形状のスチール製スイングアームはMT-07と同じものだ。

画像: リンク式モノクロス構造のリアサスユニットは、R7専用セッティングのものに変更された。

リンク式モノクロス構造のリアサスユニットは、R7専用セッティングのものに変更された。

画像: YZF-Rシリーズの特徴となっているM字ダクトをセンターに備えたフロントマスク。コンパクトなアッパーカウルで抵抗も最小限に。

YZF-Rシリーズの特徴となっているM字ダクトをセンターに備えたフロントマスク。コンパクトなアッパーカウルで抵抗も最小限に。

画像: M字ダクト内の中央に専用のバイファンクションLEDヘッドランプをマウント。左右のポジションランプ下部もエアダクトだ。

M字ダクト内の中央に専用のバイファンクションLEDヘッドランプをマウント。左右のポジションランプ下部もエアダクトだ。

画像: コンパクトなスクリーンはクリアタイプ。ETC車載器のアンテナを付けるスペースもしっかり設けられている。

コンパクトなスクリーンはクリアタイプ。ETC車載器のアンテナを付けるスペースもしっかり設けられている。

画像: R7専用のコンパクトなフル液晶メーター。バーグラフ式回転計とデジタル速度計を組み合わせたシンプルで視認性の良いデザイン。

R7専用のコンパクトなフル液晶メーター。バーグラフ式回転計とデジタル速度計を組み合わせたシンプルで視認性の良いデザイン。

画像: フロントのブレーキマスターシリンダーも純ラジアルマウント化でコントロール性を向上。

フロントのブレーキマスターシリンダーも純ラジアルマウント化でコントロール性を向上。

画像: 燃料タンク上面のくぼみは大きく取られ、計測デバイスなどの設置にも対応。

燃料タンク上面のくぼみは大きく取られ、計測デバイスなどの設置にも対応。

画像: ライダーの着座位置の自由度を高めるポジションを実現する専用シート。タンデムシートにはYZF-R1/R6と共通のものを使用。

ライダーの着座位置の自由度を高めるポジションを実現する専用シート。タンデムシートにはYZF-R1/R6と共通のものを使用。

画像: テールカウルもレーシーなデザイン。タンデムシートは脱着可能で、シングルシートカウルも装着可能。内部スペースは小さい。

テールカウルもレーシーなデザイン。タンデムシートは脱着可能で、シングルシートカウルも装着可能。内部スペースは小さい。

画像: テールランプは兄弟モデルであるYZF-R1/R6と同じものを使用してスリムさを追求し、リアビューでも最新スーパースポーツらしさをアピール。

テールランプは兄弟モデルであるYZF-R1/R6と同じものを使用してスリムさを追求し、リアビューでも最新スーパースポーツらしさをアピール。

画像: 【走行動画】Yamaha R7 – Features & Benefits www.youtube.com

【走行動画】Yamaha R7 – Features & Benefits

www.youtube.com

ヤマハ「YZF-R7」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2070×705×1160mm
ホイールベース1395mm
シート高835mm
車両重量188kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量688cc
ボア×ストローク80.0×68.5mm
圧縮比11.5
最高出力54kW(73PS)/8750rpm
最大トルク67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量13L
変速機形式6速リターン
キャスター角23°40′
トレール90mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C (58W)・180/55ZR17M/C (73W)
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格
YZF-R799万9900円(消費税10%込み)
YZF-R7 WGP 60th Anniversary105万4900円(消費税10%込み)

文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南孝幸

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