KTMジャパンは2022年2月17日、日本向け2022年モデルのネイキッドセグメントの「デューク/スーパーデューク」シリーズの7モデル、スポーツツアラーセグメントの「スーパーデュークGT」1モデルを発表した。
KTM「DUKE」シリーズ2022年モデルのラインナップ
「1290 スーパーデューク R EVO」はセミアクティブサスペンションを新採用
特に注目なのは、2022年モデルで新たに登場した「1290 スーパーデューク R EVO」。従来の「1290 スーパーデューク R」に次世代型のWP製APEX セミアクティブサスペンションを装備したモデル。
新開発のセミアクティブテクノロジー(SAT)により、スイッチひとつでコンフォート、ストリート、スポーツという3種のダンピングモードを選択でき、強烈な動力性能はそのままに幅広い状況に容易に対応可能になった。さらにオプションのサスペンション PROパッケージを選択すると、標準設定のダンピングモードに加えてトラック、アドバンスド、オートの3つが加わり、さらにプリロード自動調整やアンチダイブ機能も追加される。
「1290 スーパーデューク R」は、アグレッシブでハードな魅力を引き出す新しいカラーリングを採用すると同時に、新たにクイックターンスロットルツイストグリップを採用し。スロットルレスポンスを向上させ、フルスロットル時の肘の動きを小さくしている。
スポーティなミドルネイキッド「890 デューク R」には、KTMのMotoGPマシンのカラーリングを彷彿させる、プレミアムな色調のニューカラー「アトランティック・ブルー」が採用され、アグレッシブなイメージを強調。
「250 デューク」の2022年モデルでは新たなLEDヘッドライトが採用され、これまで以上にシャープなスタイルになっている。
デュークから派生した高性能スポーツツアラー「1290 スーパーデューク GT」は、2022年モデルでグラフィックを一新。そして新たに7インチサイズの大型TFTディスプレイと新型スイッチを採用、 多彩な電子制御装置を直感的に操作可能とした。また「1290 スーパーデューク R」と同じデザインの軽量ホイールの装着で、従来よりバネ下重量を1kg軽減してハンドリングも改善されている。
これら8種の「デューク」系モデルは、いずれも2022年3月から7月にかけて国内発売が開始される予定だ。
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まとめ:小松信夫