インディアン「パースート」の特徴
この「パースート」は、インディアンモーターサイクルのマイク・ドゥアティー社長の「ツーリングバイクは自由の究極の表現とも言えます。ロングライディングや壮大な冒険を通じて忘れられない体験をすることができるのです」という発言を現実化させたような、比類のない快適性とパフォーマンスを兼ね備え、「目的地だけでなく、そこに至る道のりにも価値を見いだす」ようなライダーへ向けた最高のアメリカンツーリングマシンを目指して開発されたという。
極めてスムーズで快適な乗り心地を実現するため、大柄で安定感の高いボディへフレームマウントの大型フェアリングを装着。調整可能なウインドシールドや、ベンチレーション機能付きのロワーフェアリングによって、ライダーを悪天候から守る保護機能を追求。
同時に、グリップヒーター、シートヒーターといった天候や気温の変化にも柔軟に対応できる機能もぬかりなく備えて、かつてない快適さを実現している。
標準装備であるタンデムバックレストを兼ねたカーゴトランクとサドルバックを合わせ、132Lというロック付きのストレージスペースが用意され、長い旅に必要となる大量の荷物も収納が可能。
その他にもライドコマンド機能を備え、AppleCarPlayにも対応した7インチ・タッチスクリーンディスプレイやオーディオシステムなど、ツーリングを楽しむのに活用できる装備類も満載。クルーズコントロールなどの長距離走行に欠かせない装備も搭載。
そんな「パースート」のエンジンは、力強さで定評の高い1768cc水冷PowerPlusVツイン。最高出力122hpに加え、3800回転という低回転域から発揮される178Nmという豊かなトルクによって、ゴージャスな造りで400kgを超える巨体を軽々と駆動する。
足回りはFox製のエレクトリカル・アジャスタブル・リアサスペンション・プリロードを標準装備。プリロードをメーターを介して簡単に調整でき、タンデムかソロか、さらに荷物の量などに合わせてセッティングすることができる。さらにボッシュ製のIMUを中核とするしたスマートリーンテクノロジーも搭載され、高度に制御されたダイナミック・トラクションコントロール、ABS、コーナリングコントロールを備え、安全で安定した走りが可能だ。
また純正アクセサリーも、よりパワフルにカスタマイズするためのパフォーマンスアクセサリー、自分好みのルックスに仕立てるためのスタイルアクセサリー、さらなる快適性、利便性をプラスするツーリングアクセサリーが豊富に用意されている。
インディアン「パースート」のモデルバリエーション・カラー・価格
「パースート」は、ディテールがブラックアウトされた仕上げでクールなイメージの「パースート・ダークホースwithプレミアムパッケージ」と、マフラーなどがクロームメッキ仕上げでゴージャスな雰囲気の「パースート・リミテッドwithプレミアムパッケージ」の2タイプをラインナップ。
カラーバリエーションは「ダークホース」が6タイプ、「リミテッド」は4タイプが用意されている。日本での税込価格は「ダークホース」が398万9000円、「リミテッド」が403万9000円。
パースート・ダークホースwithプレミアムパッケージ
パースート・リミテッドwithプレミアムパッケージ
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インディアン「パースート」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2609×990×1444mm |
ホイールベース | 1668mm |
シート高 | 672mm |
車両重量 | 416kg(燃料満載時) |
エンジン形式 | 水冷4ストV型2気筒 |
総排気量 | 1768cc |
ボア×ストローク | 108×96.5mm |
圧縮比 | 11.0 |
最高出力 | 122HP |
最大トルク | 178Nm/3800rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 22.7L |
タイヤサイズ(前・後) | 130/60B19・180/60R16 |
ブレーキ形式(前・後) | φ320mmダブルディスク・φ298mmディスク |
まとめ:小松信夫