ヤマハ新型「アクシスZ」の特徴
排ガス規制対応、始動時の振動低減、前後連動ブレーキも採用
「アクシスZ」は2017年に登場した125ccスクーター。スマートなスタイルの軽量ボディに前後10インチ径のホイールを組み合わせた車体へ、高効率で燃費の良い125cc空冷ブルーコアエンジンを搭載し、使い勝手の良い装備も充実。低く抑えられた価格によるコストパフォーマンスも良い、軽快なスタンダードスクーターとして支持されてきた。
今回マイナーチェンジされた2022年モデルでは、ブルーコアエンジンが平成32年排出ガス規制に対応した仕様になるとともに、セルモーターとジェネレーターを一体化して、静粛で振動の少ないエンジン始動を可能にした「SMG(スマートモータージェネレーター)」が採用された。
また、リアブレーキの操作でフロントブレーキも連動し、バランスよく制動力を発生させる「UBS(ユニファイドブレーキシステム)」も新たに採用。さらにヘッドライトの光量も35/35Wから60/55Wにアップ。このように、「アクシスZ」のバランスの良い基本構成はそのままに、細部の熟成によって完成度を高めている。
ヤマハ新型「アクシスZ」のカラー・価格・発売日
ボディカラーも一新された。マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットブルー)、ブラックメタリックX(ブラック)、グレーメタリックM(グレー)、マットダークイエローイッシュグレーメタリック4(マットブラウン)、ブルーイッシュホワイトカクテル(ホワイト)の5色を用意。
発売日は2022年3月18日で、税込価格は27万1700円だ。
マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットブルー)
ブラックメタリックX(ブラック)
グレーメタリックM(グレー)
マットダークイエローイッシュグレーメタリック4(マットブラウン)
ブルーイッシュホワイトカクテル(ホワイト)
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ヤマハ新型「アクシスZ」の主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1790×685×1145mm |
ホイールベース | 1275mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 770mm |
車両重量 | 100kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 52.4×57.9mm |
圧縮比 | 10.2 |
最高出力 | 6.1kW(8.3PS)/7000rpm |
最大トルク | 9.8N・m(1.00kgf・m)/5000rpm |
燃料タンク容量 | 5.5L |
変速機形式 | Vベルト式無段変速 |
キャスター角 | 26゜30′ |
トレール量 | 80mm |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-10 56J・100/90-10 56J |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・ドラム |
メーカー希望小売価格 | 27万1700円(消費税10%込) |
まとめ:小松信夫