月刊『ヘリテイジ&レジェンズ』が各社の注目の新製品を紹介します。今回はブロックスパフォーマンスによるスズキ・ハヤブサ用「カスタムローシート」をピックアップ!

ブロックスパフォーマンス HAYABUSA用「カスタムローシート」

第3世代ハヤブサのデビューから約1年。早速、アフターマーケットには同車向けパーツが続々登場中だが、この“隼’22年用カスタムローシート”もそのひとつ。シートサイドにはBrock’sとCorbinのダブルネームステッチが施され、製品の成り立ちを表している。

前者のブロックス・パフォーマンスは今のアメリカン・ストリートバイクドラッグシーンを牽引する第一人者。ハヤブサやGSX-Rシリーズ、ZX-14/RにNinja H2と、現代スーパースポーツ&メガスポーツに対応するドラッグレース系パーツを数多くリリースしている。ローダウンリンクや、それに合わせたサイドスタンドなど、公道使用でも有用なものが多いのも、その特徴。

一方のコルビンは、1968年に創立して以来、一貫してカスタムシートを手がけてきたアメリカの老舗。’90年代の国内カスタムブーム時も、空冷ZやGS1000S用など、ライディングシートが深めにえぐられシングルシート風となるそのデザインに人気が集まっていた。

両社のノウハウを生かしたのが今回紹介のカスタムローシートで、ノーマルと交換するだけで約25mmシート高が低くなり、足着き性が向上する。形状もドラッグレースに対応、あえてライディングシートに大きく段差を取ったステップドタイプ(スタート時は低い部分に乗ってバランスを取り、走行中の伏せ姿勢時には高い部分に腰を置き車体の空力特性を最大に生かす、ドラッグレース向けのスタイル)なので、スタート時のヒップホールド性も高く、低重心化も図れる。表皮は高級感あるカーボンルック。いずれかのメリットに価値を感じたら、使ってみてほしい。

▶▶▶ヘリテイジ&レジェンズによる新製品紹介の記事一覧はこちら

画像1: ブロックスパフォーマンス HAYABUSA用「カスタムローシート」

ノーマルのライダー側シートをそのまま置き換える仕様(最下段の取り付け写真も参考に)で、横から見るとダブルシートのようだが、本製品はライダー側用だ。ステップドタイプとして、ドラッグレースのスタート時は前に座ってヒップホールド性を高め、速度が乗ったら後ろ側に座り直すという使い方に合わせているのだ。

画像2: ブロックスパフォーマンス HAYABUSA用「カスタムローシート」
画像3: ブロックスパフォーマンス HAYABUSA用「カスタムローシート」

サイドにはコーポレートカラーのライトブルーでBrock's、そしてホワイトで製造を担当するCorbinのダブルネームステッチが入る。表皮はカーボンルックだ。さらに裏面、FRP製シートベース側にもコルビンのステッカーが貼られる。

画像4: ブロックスパフォーマンス HAYABUSA用「カスタムローシート」

HAYABUSAへの装着参考例。着座位置が変えられるステップドタイプであることが分かるだろう。

SPECIFICATION

メーカーブロックスパフォーマンス(アメリカ)
製品名隼 '22年用 カスタムローシート
対応車種スズキ HAYABUSA(第3世代。'22-)
スペックノーマルからシート高を25mmローダウン
価格7万400円

取材協力:クラスフォーエンジニアリング

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

▶▶▶ヘリテイジ&レジェンズが取材した最新のカスタム・バイクはこちら!

This article is a sponsored article by
''.