ハーレーダビッドソンは長年、主力モデルでは空冷エンジンにこだわり続けてきた。ところが近年では水冷エンジンを搭載した新機種も目立ってきている。2022年モデルで注目の水冷ハーレー2機種を紹介しよう。
パンアメリカ1250 2022年モデルの特徴
電子制御デバイスの設定を改良、スペシャルに新色を導入
ハーレー初のアドベンチャーカテゴリーとして2021年にラインアップ。搭載されるのは水冷ユニットのRevolution Max 1250で、ツーリングモデルのロードグライドのようなヨコにふたつ並んだヘッドライトが形作るフロントビューも実に個性的だ。
スタンダードに加えて、リアサスペンションのプリロードを自動調整する「アクティブライドハイト機能」などを装備するスペシャルの2車種があり、2022モデルでは両モデルの「ビークルヒルホールドコントロール」の作動時間が延長された。また、スペシャルには新色のツートーンカラーが導入された。
スポーツスターS 2022年モデル
新生“水冷スポーツスター”、新色追加で全3色のラインアップに
新型パワーユニットのRevolution Max 1250Tを搭載して2021年に登場。新生スポーツモデルに相応しく、可変バルブタイミング、3つのライディングモード、トラクションコントロールや6軸IMUによるコーナリングABSなど電子制御デバイスも充実。
また、右2本出しのハイマウントマフラーはフラットダートトラッカーイメージも盛り込むなど意欲的な造り込みが魅力。2022モデルでは2色の新色が登場している。
まとめ:オートバイ編集部