GPX「POPz110」の特徴
税込価格は26万4000円、2022年3月26日に発売
GPXはこれまでもアンダーボーンモデルとして「POPz125」を生産していたが、「POPz110」はその後継というべきモデル。特徴は何より、斬新かつレトロなスタイリングだろう。
レッグシールドを備える実用的なアンダーボーンスタイルだが、「POPz110」のデザインは単なる実用車的なものではなく、ブラウンの表皮を用い、タンデムシート部を脱着できるロングシートや各部のクロームパーツなど、クラシカル雰囲気と現代的なイメージを融合させた個性あふれる仕上がりとなっている。
ボディカラーもそのデザインに合わせ、レトロなエンブレムが目立つ「ブリティッシュグリーン」「バーミリオンオレンジ」「ステインシルバー」「キャンディスレッド」「キャビンスーパーブラック」の5タイプを用意。
メカニズムも充実した内容のモダンなものだ。空冷単気筒エンジンはボア50×ストローク55.5mmで排気量109cc、デルファイ製FIシステムが組み合わせられていてEURO4規制に対応している。
前後17インチ径のホイールは細身のスポークがスタイリッシュなキャストタイプで、フロントブレーキはφ220mmのディスクブレーキ。リアサスは2段階の調節式で、用途や好みに応じてセッティングが可能。
ヘッドライトからウインカーまで、個性的なデザインのアクセントとなっている灯火類はオールLED。
「POPz110」の税込価格は、26万4000円というリーズナブルな設定だ。
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GPX「POPz110」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 1880×745×1070mm |
シート高 | 760mm |
車両重量 | 100kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC単気筒 |
総排気量 | 109cc |
ボア×ストローク | 50×55.5mm |
変速機形式 | 4速ロータリー |
燃料タンク容量 | 4L |
タイヤサイズ(前・後) | 2.25-17・2.50-17 |
ブレーキ形式(前・後) | φ220mmディスク・ドラム |
まとめ:小松信夫