ヤマハ新型「NMAX155」の特徴
スタイリッシュで使い勝手抜群のコンパクト・スクーター、専用アプリで“つながる”機能をプラス
「TMAX」をフラッグシップに、ヨーロッパや日本で人気のヤマハ製スクーター・MAXシリーズ。その伝統を受け継いだスタイリッシュなボディと、125ccならではの使い勝手の良さが魅力の弟分「NMAX(125)」の排気量を拡大して、高速道路走行など活用範囲を拡大したのが「NMAX155」だ。
新型「NMAX155」は、2021年に先行してモデルチェンジしていた新型「NMAX(125)」ベースに進化したモデル。
最大の注目ポイントはスマートフォン用のアプリケーション「YAMAHA Motorcycle Connect(Y-Connect)」に対応したこと。このアプリをインストールしたスマホと車体をペアリングすることで、車体側のメーターに電話やメールの着信、スマホのバッテリー残量などを表示できる。
また、スマホにエンジン回転数、エコ状況などのデータを表示してサブメーター的に使用可能で、さらにメンテナンス時期の告知や燃費管理、最終駐車位置の確認などの機能も利用できる。
"Prestige Confidence"をコンセプトにした新型「NMAX155」スタイリングは、MAXシリーズの特徴であるブーメランイメージのサイドパネルを採用、スポーティで質感の高い仕上がり。同時にレベルの使い勝手の良さと快適性も兼ね備えている。
メカニズム面では、快適な乗り心地と軽快なハンドリングをもたらす新フレームとサスペンションに、シリンダーヘッドなどの改良で平成32年排ガス規制へと対応、最高出力15PSを発揮する155cc水冷ブルーコアエンジンを搭載。
始動時はスターター、走行中はジェネレーターになるスマートモータージェネレーターも新採用、停車時に自動的にアイドリングを停止する「Stop & Start System」も採用して優れた燃費性能を実現するなど、完成度が大きく高まった。
ヤマハ新型「NMAX155」のカラー・価格・発売日
ボディカラーは、「マットブルーイッシュグレーメタリック3(マットグレー)」、「マットダークブルーイッシュグレーメタリック4(マットダークグリーン)」、「マットダークグレーメタリック8(マットダークグレー)」の3タイプをラインナップ。
発売日はマットグレーのみ2022年5月25日で、残りの2タイプは7月25日。税込価格はいずれも40万7000円だ。
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ヤマハ新型「NMAX155」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 1935×740×1160mm |
ホイールベース | 1340mm |
シート高 | 765mm |
キャスター角 | 26°30' |
トレール | 100mm |
車両重量 | 131kg |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 155cc |
ボア×ストローク | 58×58.7mm |
圧縮比 | 11.6 |
最高出力 | 15PS/8000rpm |
最大トルク | 1.4kgf・m/6500rpm |
変速機形式 | Vベルト式無段変速 |
燃料タンク容量 | 7.1L |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-13・130/70-13 |
ブレーキ形式(前・後) | ディスク・ディスク |
まとめ:小松信夫