また、バイクを売却するには流れを知っていたほうがスムーズに運ぶ。どのタイミングでどんな書類を用意しておけば良いのか、事前に調べておいたほうが望ましい。
そこで、この記事では主に初めてバイクを売却する人を対象に、バイクを売るときに気をつけたい(覚えておきたい)注意点をまとめてみた。この記事を参考に、スムーズな売却を実現するだけでなく、ぜひ納得いく査定額を引き出してほしい。
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バイクを査定に出す前に実行しておくべきこと4つ
ライフスタイルの変化や乗り替えるとき、バイクの売却を考えることだろう。そして、共にした愛車を少しでも高く買取してもらいたいと思うのも普通だ。最近は、大手バイク買取店を筆頭にCMを大々的に行っているので、バイクの売却も昔に比べて簡単になった。
しかし、どんなに売却先を見つけやすいからと言っても、必ずオーナーが考えている結果にはならない。その多くの理由は、売却前の準備が不十分であることが考えられる。
そこで、バイクを売るときには以下の4つのことを実践してみよう。何もしないで売却するよりかなり良い結果が得られるはずだ。
- ①まずは洗車してキレイに
- ②エンジンが始動して走行できるか確認
- ③キズがあっても何もしない
- ④純正パーツに戻す
①汚れたまま査定に出さない
バイクの売却前の洗車はかなり重要だ。しかも洗車の良し悪しで査定に響くことも少なくない。というのも、査定士がバイクを見て、キレイに磨かれたバイクは愛情を持って使用されていたと感じるが、汚れていたり埃を被っていたりすると大事にされていなかったのではと思われるからだ。
バイクを見るときに、第一印象がピカピカであれば、誰でも「キレイだ」と思うはずだ。しかもキレイに磨き込まれていれば、多少の不具合など忘れさせる魔力もあり、キレイというだけで高評価するだろう。これは査定士も同じで、汚れているバイクよりキレイなバイクに惹かれるということだ。
普段からキレイにしている部分以外にも汚れが溜まっているから、細かい部分も小さいブラシなどを使用してキレイにしてあげよう。そして、安くてもかまわないので、カウルなどにはワックス、そして未塗装樹脂には艶出し剤、メッキパーツなども専用の磨き剤でピカピカに仕上げるのがポイントだ。
②エンジンが始動して走行できるか確認してから査定に出す
バイクは、エンジンが始動し、きちんと走行できなければ、著しく価値が落ちる傾向にある。しかし、なんらかの事情により数年放置して、自走できる状態にあるか不安を覚えている方も少なからずいるはずだ。
そこで、エンジンが始動できるようメンテナンスして実際に走行させて不具合がないか確認してから査定に出すようにしよう。
確認方法としては、まずはセルモーターが元気よく回るかチェックする。もしセルモーターに力がない場合や、全く作動しない場合は、バッテリーの劣化が考えられるため要交換だろう。ただし、バッテリーに問題がなくても長期保管でセルが回らないことがある。この原因は配線の断線の可能性が大きい。特に、納屋などに長期間保管したバイクはネズミが配線をかじって始動しないこともよくある話だ。そこで、配線類に損傷がないか確認するのも必要だろう。
次に、セルモーターが回ってもエンジンが始動しない場合の多くはキルスイッチがOFFになっている場合が多いので確認しよう。また、保管のためにエアクリーナーにタオルなどが詰められている場合に取り忘れていることもあるだろう。
故障として考えられるのは、エアクリーナーの汚れやスパークプラグの劣化、燃料タンクに水が混入している可能性などが考えられる。
最近のバイクは、インジェクション化が進んでいるので、それほど気にしなくてもエンジン始動は安易であるが、長期保管の場合は、インジェクション車でもすぐにエンジンが始動しないこともあるため、注意が必要と言える。もちろんキャブレター車は、キャブのセッティングや内部の洗浄などが必要になるだろう。
このほかにも様々な故障があるが、自分で手に負えないと思ったら、バイク店で相談することをおすすめする。そして、修理見積と売却相場を見比べて、そのまま売却するか修理するか決めると良い。
③キズがあっても修理しない
バイクを長く使用していれば、擦り傷などの細かいキズが付くだろう。多いのが洗車キズと呼ばれる細かいキズのほか、飛び石や擦った跡だ。
このなかで安易に直せるのは、洗車キズと呼ばれる細かいキズである。この細かいキズは濃色車で目立つため、黒系のバイクは気になるだろう。そこで、市販のキズ消し用のコンパウンドでキレイにしてみると良い。
このほか、擦り傷などはコンパウンドで消すことが難しいため、再塗装が必要だ。器用な方なら自家塗装を考えるが、買取査定ではプロの目で査定するためDIYの塗装はすぐに見破られ、逆にマイナス査定が大きくなる。
そこで、擦り傷などがあってもキズのマイナス査定はどうということはないので、何もせずにそのまま売却したほうがお得な場合がほとんどだ。ただし、擦り傷部分のパーツが程度の良い中古パーツで直るのなら、交換しても良いだろう。
④純正パーツに戻しておく
バイクオーナーのなかには、好みにカスタムしていることも少なくない。カスタムパーツは、同じバイクでもスタイルやバイクの運動性能も変えられるので、オーナーの満足度が高いと言える。しかしそれは必ずしも万人受けするカスタムとは限らないため、バイクを売るときは純正パーツに戻すのが基本だ。
ノーマルのバイクであれば、購入時に文句を言うユーザーはいない。しかしカスタムしてあると、購入するユーザーが気に入らなければ、ノーマルに戻してほしいとバイク店にオーダーするだろう。そのため、売却時のユーザーとの駆け引きを考え、カスタムバイクには純正品の有無を確認してくるのが普通だ。
純正品を保管していて、自分で交換してノーマルに戻せない方もいるだろう。その場合はバイク店で交換しても良いが、バイクを売るときに純正パーツを一緒に査定するだけでもマイナス査定を避けられる。
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バイクを売るときの詳しい流れ
バイクを売るには、バイク店に依頼する方法と買取専門店に依頼する方法、そして個人売買で売る方法の3つに分かれるが、売るときの流れの基本はどれも同じだ。
まずは店舗選びから始まり、売却の交渉へと進むわけだが、その大まかな流れは以下の6つに分かれる。
- ①店舗選び
- ②買取店への予約
- ③必要書類の用意
- ④実査定・買取交渉
- ⑤買取店との契約
- ⑥手続き完了のお知らせと入金確認できたら終了
①店舗選び
バイクを売るときに、買取業者に買取してもらうのかバイク店で下取に出すのか決める。そして、査定をどこでするのかも決める必要がある。
バイクを売る場所を決める場合、査定の利便性を考えることだ。自分で運ぶにしても出張査定してもらうにしても、それぞれの状況に合った方法を考えることだ。ただ一つだけ言えることは、出張査定は運ぶ手間がないことと、運ぶ途中のアクシデントの確率が0%である。
次に、ある程度査定の方法や店舗が絞れてきたら、査定から引き取りまで無料なのか確認する。なかには、査定は無料だが引き取りが有料となる業者も少なくないので、要確認だろう。
最後に、バイクを売った後の売却金額はどのように支払われるか確認する。引き取り当日に現金引換えならほぼ問題ないが、後からの振り込みの場合は支払期限がいつなのかも併せて確認することだ。
【関連記事】バイク買取店のおすすめ7選!高額査定と買取店選びのコツについて
②買取店への予約
査定依頼する買取店が決まったら査定予約をするが、公式HPから専用フォームで依頼する方法と、直接電話で予約する方法があるので、好きな方法を選ぶと良い。
一般的な方法としてはWebからの予約が多いが、予約完了後は買取業者から査定日時についての打ち合わせの電話が入るのが普通だ。ただし、なかにはメールでのやり取りにも応じている業者もあるので、電話が苦手ならメールでやり取りすると良いだろう。
また、できるだけ高く買取してもらうために、査定予約は1社だけでなく数社に依頼することをおすすめする。そうすることで、多くの買取金額の提示が受けられ、一番高い業者にバイクを売ることが可能だからだ。
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③必要書類の用意
バイクを売るときには、バイクだけでは売ったことにはならない。必ずバイクに付随する書類の変更が必要となる。というのも、バイクは所有者である証拠として書類が必ず用意されている。その書類は排気量ごとで異なるが、全て所有者の住所と氏名が記載されているのは共通だ。
バイクを売るときに必要な書類は以下の表の通りだ。ただし、排気量により書類の名称が異なる。
必要書類 | 用意する書類の詳細 |
---|---|
身分証明書 | 買取依頼では身分証明書の提示が必要となるため、運転免許証や健康保険証またはマイナンバーカードなどが必要。(※バイク名義と同一であること) |
バイクの登録書類 | バイクの排気量により登録区分が異なる。125cc以下は「標識交付証明書」、125cc超~250cc以下は「軽自動車届出済証」、250cc超は「自動車検査証(いわゆる車検証)」。 |
自賠責保険証書 | バイクを公道で走らせるために必ず加入する保険。ただし、有効期限が切れていても買取には関係ないが、保険証書が必要か確認すること。 |
印鑑 | 契約書の押印や書類手続きに認印が必要。シヤチハタは不可だが100均の認印でも問題ない。 |
取扱説明書など | 取扱説明書や保証書がある場合は、一緒に用意すると査定がアップする場合も。ただ、なくても買取される。 |
表に示した書類がバイクを売るときは必要になるが、必要な書類を紛失していても再発行が可能だ。ただし、役所で手続きが必要な書類で遠方の場合は、業者に頼むと手数料が高くなるので、自分で手続きしたほうが良い。
というのも、遠方の市役所の場合、本人による申請なら事情を話すと郵送も可能となる市役所がほとんどだからだ。
このほか、陸運支局で手続きする書類は、使用の本拠の陸運支局で手続きが必要だ。自分でもできないことはないので、管轄の陸運支局に電話して聞くと良い。
ローンが残っている場合は注意
バイクを売るときにローンが残っている場合もあるだろう。ローンをどこで組んだかによるが、名義がローン会社の場合は所有権解除が必要となる。
一般的に、バイク店が斡旋するローンと、自分が銀行などで借入するローンに分かれるが、ローン会社の名義になっているのはバイク店で組んだローンになる。そこで、同じローンでも自分が銀行で借入しているなら、特にローン会社に届け出する必要がなく売却できる。
ローンが残っている場合、残債を全て完済しなければ所有権の解除はできない。売却する買取店と相談して買取額と相殺できるのか、それとも買取金額に手持ち金額を足せば完済できるのか、よく考える必要がある。
いずれにしても、ローンが残っているなら買取業者と相談することだ。
④実査定・買取交渉
買取業者の査定予約が完了し、必要書類の準備が整えば、いよいよ買取に向けて実査定が始まるが、必ず愛車を正確にアピールして買取交渉を行うのがポイントだ。
買取交渉は1店舗の査定では難しいが、事前に愛車の相場を調べておけば、それをもとに交渉できる。しかし、交渉には他店の査定額を比較した交渉が最も効果が高いので、複数の査定業者にバイクの査定をしたほうが良いだろう。
重要なのは、1番高い査定額を2番目に高い査定額を付けた業者にぶつけて交渉することだ。これで、2番目の査定業者が1番目を上回るならそれで決めても良いが、さらにその金額を最初に1番高く査定額を出した業者にぶつけて交渉しても良いだろう。
ただし、あまり価格を追うと査定業者も引いてしまうため、強気に交渉しすぎないようにすることも重要だ。つまり、最終的に引いてしまった業者の一つ前の業者に売るのが良いだろう。
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⑤買取店との契約
買取査定額に納得できたなら、いよいよ契約に入るが、このときに面倒でも契約書に記載される約款をよく読んで欲しい。そこには、買取に関する重要なことが数多く書かれているからだ。
特に重要な項目は、支払いに関することと、名義変更やクレームに関する項目である。ここが、バイクを引き渡した後にオーナーにとって重要となる部分なので、わからないならその場で買取業者に相談するように。
契約書に記載される買取金額、住所氏名、バイクの情報に間違いがなく、約款も確認できたなら、サインしてハンコを押して契約完了となる。
契約に必要な印鑑や書類に不備がないか確認
買取契約を結ぶときに印鑑や書類が必要となるので、契約当日は全て不備なく揃えておく。書類に関しては、揃っていないと当日買取額の支払いをする業者も後日振り込みになるので注意したい。
先に挙げた書類が必要となるが、紛失などにより再発行が必要で当日に間に合わない場合もあるだろう。その場合は書類の再発行がいつになるのか確認し、あらかじめ買取業者に連絡して相談しておくと良い。
また、どうしても契約当日に書類を揃えるのが難しい場合は、後日どのように書類を渡すのか買取業者に確認しておくことだ。特にバイクの書類は個人情報が含まれているので、安易な送付は危険なので取り扱いに十分注意するように。
⑥手続き完了のお知らせと入金確認ができたら終了
バイクの買取契約が完了し引き取りも無事に終われば、現金を手にしているか、後日振り込みが約束されたはずだ。そこで、後日振り込みの場合は振込期日を確認し、その日に必ず振込が完了したか銀行に確認する。
買取金額が支払われ、しばらくすると書類手続きが完了して買取業者から連絡がくる。この連絡もいつ頃になるのか契約終了時に必ず確認し、確実に書類手続きが完了したことを書類上で確認することだ。
最終的に書類手続きが完了した時点で、全ての手続きが終了し、バイクの売却が終わったこととなる。ここまでには様々な手続きがあるが、買取業者にわからないことを聞けば細かく教えてくれるほか、通常の買取業者は買取に必要なことを事前に全て教えてくれるので、安心して買取店で相談すると良い。
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バイクを売るときの買取店の選び方
バイクを売るときに売却先をどこにすれば良いか悩むが、一般的に下取より買取のほうが有利であり、出張査定のほうが手間もかからず簡単だ。ただし、これだけでなく選ぶ店舗によっては、サービスが不十分で態度が良くない場合もある。
もちろん、全ての業者が悪いわけではないが、一部に悪徳業者と呼ばれる買取業者も見受けられるので、買取業者を選ぶときは慎重に探すようにしたい。
バイクの売却先は買取店が有利
バイクを売るとき、バイク店に持ち込み買取してもらう方法もあるが、今は全国展開している買取店に依頼する方法がメジャーとなった。それは、全国展開している店舗は自社買取自社販売しており、全国に買取したバイクを流通しているため、高く買取できる可能性が高いからだ。
このほか、バイクを売る方法には下取もあるが、これは新しくバイクを購入するときに次のバイクの購入資金に充当する方法だ。よって下取だけをお願いできないので、バイクを売って現金を手にしたい場合は利用できない。
そして、買取と下取を比べたときに、買取は中古バイク市場の相場と照らし合わせて査定額を算出するほか、人気が上昇しているバイクは中古バイク市場でも高値で取引されるので、高値で買取するだろう。
これらの買取のほかに個人売買もあるが、個人売買は高く売れる可能性はあるが、いつ売れるかわからない。また、当事者同士でバイクの引き取りから書類手続きを行う必要があり、思わぬトラブルも潜んでいることから、不慣れな方にはおすすめできない。
できるだけ多くの買取業者に査定依頼
買取業者を選ぶ場合、1店舗の査定額に満足するのではなく、複数の買取業者に査定依頼するのが高値で売却するポイントだ。
買取業者は、それぞれ流通ルートが異なることや、得意なバイクも異なることから、査定額はそれぞれ違うため、ほぼ同じ査定額を出すことはない。しかし、査定して査定額が出せる店舗であれば、買取したい気持ちがあるので、他店の査定額と競合すれば思わぬ高値を引き出せるだろう。
それには、自分で買取店を選ぶ方法と、一括査定で複数の業者を紹介してもらえる方法があるが、利便性を考えた場合、一括査定が一度の基本情報入力で複数の業者を紹介するので便利だ。しかも、一般的に一括査定で査定にくる業者と自分で探して買取査定を依頼する業者はほとんど被っているので、一括査定を利用したほうがお得である。
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出張査定にするか持ち込みにするか考える
バイクを売るとき、出張査定と持ち込み査定の2種類があるが、どちらが自分の状況に合っているかよく考えて選ぶことだ。
持ち込みの場合、自分の家を他人に知られる心配はないが、持ち込む方法を考える必要があることと、持ち込み先が店舗であることから買取査定の交渉も業者のペースに陥りやすい。
その反面、出張査定は自宅に呼ぶのでオーナーのペースで査定交渉できるメリットはあるが、自宅を他人に知られるデメリットもある。
持ち込みより出張査定のほうが簡単
出張査定と持ち込み査定のどちらもそれぞれメリットとデメリットがあるが、出張査定なら自宅にいながら全て完結できる大きなメリットがある。
持ち込みの場合、バイクを運ぶ方法をどうするのか考える必要がある。自走の場合は帰りの足の問題と、自走途中でのトラブルの可能性も考える必要があるだろう。
その点、出張査定なら自宅で待っているだけで業者がやってきて査定してくれるため、バイクの運搬の手間や道中のトラブルの不安もない。ただ、自宅を知られることに不安を感じる方が多いのも事実だ。しかし出張査定にやってくる査定士が、自宅に上がり込むことはない。
自宅の特定を心配するのであれば、持ち込みも売却時に自宅などの個人情報を業者に渡すので同じことだ。そこで、2013年2月に、特定商取引に関する法律(特商法)が改正され、買取も規制対象になっている。
もし、出張買取で何か問題があれば国民生活センターに相談すれば良いし、大手であれば法に触れることはまず起きないことから、出張買取をおすすめする。
融通が利く買取店を選ぶ
買取店選びで重要なことは、融通が利く業者かどうかだ。特に査定する日時はオーナーのスケジュールで行いたいが、その希望を叶えてくれる融通性が高い業者が良い。
多くの場合、バイクを売りたい方は買取店にとって大切なお客様なので、親切丁寧に対応するはずだ。しかし、約束事になると買取店の都合を押し付けてくる業者もあるので注意が必要だ。
また実際に査定当日も、査定士が提示する条件にも注意したい。特に引き上げ日時や支払日を決める際、買取店の都合ばかり言ってくるようならその業者との契約は見送るべきだ。
つまり、融通性がない業者はユーザーに対するホスピタリティに欠けている可能性があり、対応が不利になる可能性が高いと言える。
SNSや周りの意見を参考にする
優良な買取店を探すのは、一般的にSNSや周りからのアドバイスだろう。特に最近は、SNS上の口コミが多くなっており、それを参考に選ぶ方も多い。
口コミには良い情報と悪い情報が必ずあるが、多く買取している店舗ほど悪い情報が多いのも事実だろう。これには様々な理由が考えられるが、買取台数が増えれば、それに比例して悪い口コミも多くなる。多くの方が利用するということは、事情を知らずに利用している方が増えていることも、悪い口コミが増える理由だろう。
ただし、書き込みで注意すべき点は、買取金額に対する悪い口コミではなく、査定時の対応や引き取り時の対応だ。これらは、サービスに関する重要な部分なので、これらが疎かな業者は良い買取業者とは言えない。
買取金額に不満がある書き込みは、ユーザーの事前調査不足がほとんどだ。つまり、本来の相場を理解できていなかったことが、価格の不満として出ていると言えるため、買取店の本質的なサービスを見るなら価格以外の口コミを参考にすると良い。
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バイクを売るときのよくある質問
Q.未成年でもバイクの売却はできますか?
A.保護者の同意があれば売却が可能です。まずは買取業者にご相談ください。
Q.身分証明書がないと売却できないのでしょうか?
A.買取査定はできますが、一般的に振込は身分が明らかにならないとできません。これは古物営業法に則って営業しているためで、万が一のときに警察に協力できる体制を作るためです。例えば、生活用品などの買取業者も身分証明がなければ買取していません。これと同じです。
まとめ
バイクを売るときは、どのように売れば良いかしっかり流れを熟知してから実際の売却に臨むとスムーズに事が運ぶ。もちろん、何も知らなくても買取店で全て教えてくれる店舗もあるので、売るだけなら問題ない。しかし、高く売りたいのであれば、事前に情報を集めるのがポイントだ。
そして買取業者を選ぶ場合、親切丁寧な買取店に売却しても良いが、できるだけ多くの買取業者に査定依頼しなければ高額査定は引き出せないことも覚えておこう。