ガスガス「ES700」の特徴
オフロードの老舗から、新世代ビッグデュアルパーパス&ビッグモタードがデビュー!
「ES700」はデュアルパーパスモデル。クロムモリブデン鋼製の軽量で強度の高いトレリスフレームに、重量バランスに配慮した燃料タンクを一体にした樹脂製のシートレールを組みあわせた車体構成が特徴。本格的なオフロード走行で要求される、ポジションの自由度の高い先鋭的スタイリングも与えられている。
ストロークの長いWP製のサスペンションなど、ハイグレードなパーツを組み合わせた車体へ、パワフルな700cc水冷シングルエンジンを搭載。そこにボッシュ製ABSシステムや、PASCスリッパークラッチも装備。
このように「ES700」は、ガスガスがすでにラインナップしていた本格的エンデューロマシンたちとはやや性格の異なる、ストリートでの使い勝手の良さや快適さと、オフロードを楽しむためのハイパフォーマンスを高い次元で両立させた存在だ。
ガスガス「SM700」の特徴
もう1台の「SM700」は、そのスタイルを見ればわかるように「ES700」のモタードバージョン。特徴的な車体構成やエンジンなどメカニズムの多く、そしてスタイリングや装備などは「ES700」と基本的に共通。
しかし、前後サスペンションの変更や17インチ径のキャストホイールやハイグリップタイヤの装着によって、そのオフロードのための高性能を、オンロードでの豪快なライディングのために転化させたモデルだといえる。
もちろん単に高性能なモタードというだけでなく、「ES700」も備えていた公道での扱いやすさや快適さは、しっかりと受け継がれている。
魅力的なデュアルパーパスモデル「ES700」、そしてビッグモタード「SM700」だが、現時点では日本への導入に関する発表はない。
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ガスガス「ES700」「SM700」の主なスペック
全長×全幅×全高 | NA |
ホイールベース | NA |
シート高 | 935mm(898mm) |
車両乾燥重量 | 146kg(148.5kg) |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 692.7cc |
ボア×ストローク | 105×80mm |
最高出力 | 55kW |
最大トルク | 73.6Nm |
燃料タンク容量 | 13.5L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21・140/80-18(120/70R17・160/60R17) |
ブレーキ形式(前・後) | φ300mmディスク・φ240mmディスク(φ320mmディスク・φ240mmディスク) |
※( )内はSM700 |
まとめ:小松信夫