スポーツバイク好きのライダーの間で話題沸騰中のニューモデル、ヤマハ「YZF-R7」。さらに、YAMAHAレーシングファンの心を揺さぶるカラーが限定モデルとして登場した。それがYZF-R7 WGP 60th Anniversaryだ。
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、ヤマハ

ヤマハ「YZF-R7 WGP 60th Anniversary」の特徴

画像: YAMAHA YZF-R7 WGP 60th Anniversary 総排気量:688cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:835mm 車両重量:188kg 発売日:2022年3月14日 税込価格:105万4900円

YAMAHA YZF-R7 WGP 60th Anniversary

総排気量:688cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:835mm
車両重量:188kg

発売日:2022年3月14日
税込価格:105万4900円

往年のレーシングカラー400台限定で発売

YZFシリーズの最新モデルであるYZF-R7。「Fun Master of Super Sport」をコンセプトにMT‐07ベースで最新スーパースポーツのスタイルとスポーティなハンドリングを調和させ 〝扱いきれて楽しめるスーパースポーツ〟を目指したモデルだ。

ベースがMT‐07だが、単にフルカウル化したモデルと思ってはいけない。Φ41mmの倒立フロントサスペンションに、アルミ製センターブレースを追加して剛性バランスを変更したフレーム、量産型二輪車としては世界初採用となるブレンボ製ラジアルマスターシリンダー、アシスト&スリッパークラッチなど専用装備満載。

画像: ヤマハ「YZF-R7 WGP 60th Anniversary」の特徴

そして、限定のYZF-R7 WGP 60th Anniversaryは、ヤマハロードレース世界選手権参戦60周年を記念したカラーで、1980年のYZR500(OW48)をモチーフにしたヤマハ往年のレーシングマシンを彷彿とさせるもの。ひと目で分かるヤマハのレーシングイメージカラーと、特別感を高めるWGP参戦60周年記念エンブレム、前後ホイール、フロントサスペンションにはゴールドカラーを採用しており、全身で特別感を表現している。

画像: ヤマハが初めてWGP(世界選手権ロードレース)に参加してから60周年を記念して登場したYZF-RシリーズのWGP60周年アニバサーリーモデル。日本国内ではYZF-R1(最左)、YZF-R7(中左)、YZF-R3(中右)を展開。欧州ではさらにYZF-R125(最右)も追加して全4タイプが登場している。

ヤマハが初めてWGP(世界選手権ロードレース)に参加してから60周年を記念して登場したYZF-RシリーズのWGP60周年アニバサーリーモデル。日本国内ではYZF-R1(最左)、YZF-R7(中左)、YZF-R3(中右)を展開。欧州ではさらにYZF-R125(最右)も追加して全4タイプが登場している。

ヤマハ「YZF-R7 WGP 60th Anniversary」各部装備・ディテール解説

画像: 同カラーのYZF-R1(右)と並べると、デザインは酷似しているが、ボディボリュームが違い、R7はかなりスマート。ライディングポジションはどちらも本気。

同カラーのYZF-R1(右)と並べると、デザインは酷似しているが、ボディボリュームが違い、R7はかなりスマート。ライディングポジションはどちらも本気。

画像: レーシングイメージを訴求する配色のタンクにWGP参戦60周年記念エンブレムが、さり気なく入る。

レーシングイメージを訴求する配色のタンクにWGP参戦60周年記念エンブレムが、さり気なく入る。

画像: 1980年のYZR500(0W48)をモチーフにしたヤマハレーシングマシン伝統のカラーリング。憧れた人も多いはず。

1980年のYZR500(0W48)をモチーフにしたヤマハレーシングマシン伝統のカラーリング。憧れた人も多いはず。

画像: レーシングスタイルなデザインのテールカウルに「WORLD GP 60th ANNIVERSARY」の文字が入る。

レーシングスタイルなデザインのテールカウルに「WORLD GP 60th ANNIVERSARY」の文字が入る。

画像: フロントサスペンションと前後ホイールはゴールドカラーに。バフクリア仕上げのアルミ製アンダーカバーを採用。

フロントサスペンションと前後ホイールはゴールドカラーに。バフクリア仕上げのアルミ製アンダーカバーを採用。

画像: 前後タイヤサイズは120/70ZR17・180/55ZR17。ホイールカラー以外はSTDと同じだ。

前後タイヤサイズは120/70ZR17・180/55ZR17。ホイールカラー以外はSTDと同じだ。

ヤマハ「YZR500」とは?

画像: YAMAHA YZR500 1980年

YAMAHA YZR500
1980年

モチーフ(デザインの着想、ベースとなるもの)となっているのは1980年のYZR500。YZR500初のアルミフレーム採用モデルでケニー・ロバーツがその年、イタリア、スペイン、フランスと開幕戦から3連勝。レースによって0W48Rと2台を使い分けながら全8戦を戦い、3年連続で世界GP500を制した。

まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、ヤマハ

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