まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、ヤマハ
ヤマハ「YZF-R7 WGP 60th Anniversary」の特徴
往年のレーシングカラー400台限定で発売
YZFシリーズの最新モデルであるYZF-R7。「Fun Master of Super Sport」をコンセプトにMT‐07ベースで最新スーパースポーツのスタイルとスポーティなハンドリングを調和させ 〝扱いきれて楽しめるスーパースポーツ〟を目指したモデルだ。
ベースがMT‐07だが、単にフルカウル化したモデルと思ってはいけない。Φ41mmの倒立フロントサスペンションに、アルミ製センターブレースを追加して剛性バランスを変更したフレーム、量産型二輪車としては世界初採用となるブレンボ製ラジアルマスターシリンダー、アシスト&スリッパークラッチなど専用装備満載。
そして、限定のYZF-R7 WGP 60th Anniversaryは、ヤマハロードレース世界選手権参戦60周年を記念したカラーで、1980年のYZR500(OW48)をモチーフにしたヤマハ往年のレーシングマシンを彷彿とさせるもの。ひと目で分かるヤマハのレーシングイメージカラーと、特別感を高めるWGP参戦60周年記念エンブレム、前後ホイール、フロントサスペンションにはゴールドカラーを採用しており、全身で特別感を表現している。
ヤマハ「YZF-R7 WGP 60th Anniversary」各部装備・ディテール解説
ヤマハ「YZR500」とは?
モチーフ(デザインの着想、ベースとなるもの)となっているのは1980年のYZR500。YZR500初のアルミフレーム採用モデルでケニー・ロバーツがその年、イタリア、スペイン、フランスと開幕戦から3連勝。レースによって0W48Rと2台を使い分けながら全8戦を戦い、3年連続で世界GP500を制した。
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、ヤマハ